中小企業のSDGsを進めたい経営者や担当者が直面する「SDGsお困りごとアルアル」と対応
株式会社Flexas Zの稲葉涼太です。
中小企業の皆様のSDGsに関するお困りごとを解決するSDGsコンサルタントです。
この度、会社noteの発信を始めました。
みなさまよろしくお願いいたします。
SDGsお困りごとアルアル
SDGsの言葉の認知度は90%近くになっています。
このnoteに興味を持たれた方はSDGsに興味・関心がある方も多いのではないでしょうか。
皆様の中には、会社で実際にSDGsを進める経営者や担当者の方もいらっしゃると思います。
SDGsをやる理由も様々と思います。
元々の会社の理念やミッション・ビジョンがSDGsと親和性が高い会社もあるかもしれません。
他方で、取引先や関係会社から「SDGsをやらないのか?」とプレッシャーがあったり要請があって、SDGsをやらねばならくなった会社もあるかもしれません。
昨今の人不足で採用の訴求力を打ち出すためにSDGsを活用したいと考える会社もあるかもしれません。
しかし、いざSDGsを始めると立ち上げや推進がうまくいかないことはありませんか?
また、ある日突然会社からSDGsの推進担当に任命され、何からどう進めていいかわからずお困りの方もいませんか?
SDGsを始めるきっかけは色々だと思いますが、せっかくやるなら成果を出したいです。
そこで、SDGsの推進がうまくいかない「お困りごとアルアル」とその対応について書きたいと思います。
【アルアル】①SDGsって何なの?
「SDGsをやらねば」となったあと、書籍を購入したりネット記事を読んだりセミナー受講したりと、SDGsに関する情報収集をされた方も多いと思います。
しかし、調べるほど「ふわっとしている」「スケールが壮大過ぎる」「結局何をすればいいんだ?」と思われた方もいると思います。
それもそのはずです。SDGsは国連が定めたため、17ゴールと169のターゲットを読むと17ゴールだけでは抽象度が高い上に「すべての」などの言葉がスケールが大きく感じられますし、17ゴールに紐づく169のターゲットは各国政府やグローバル大企業向けと読める項目が多いです。
SDGsの文言を読んだり、セミナーでグローバル大企業や政府の活動事例を聞いても、そのままでは自分達とSDGsの結びつきをイメージするのが難しいです。
「なぜ自社がSDGsをやるのか?」が腹落ちしないと社内でSDGs推進も難しいと思います。
【アルアル】②SDGsが自分事にならない
SDGsw社内で推進するためにSDGs研修を行ってもなかなか浸透しないというお悩みもあると思います。
研修をして確認テストを行い従業員の知識取得は確認できた、アンケートを取って研修の満足度もよかった。
…しかし、社内で自発的なSDGs活動は立ち上がらないし、追加アンケートをしても「SDGsの活動をやっている」「SDGsの活動をやりたい」「従業員としてSDGsは自分事だ」などの反応が芳しくない…というケースです。
上記①同様に、SDGsが国家レベルやグローバルな大企業レベルの壮大な話に思え、「SDGsとは何か」の知識は伝わっても、「自分として」「自分が所属する会社の従業員として」実感が湧きません。
【アルアル】③17個もゴールがあるがどれを選べばよい?
SDGsを会社として自分事と捉えるには、会社が何をするか見えて実感を持てることが大事です。
しかし、SDGsが世界レベルの壮大なイメージのままですと会社の活動とSDGsが中々結びつきません。
SDGsのゴールが17個ありますが、会社としてどのゴールを目指せばよいのでしょうか?
企業はSDGsの17ゴール全てを目指す必要はありませんが、自社の活動がSDGsのどのゴールと結びつくのかがわからないと、方向性が見えず先に進めなくなることがあると思います。
【アルアル】④具体的に何の活動をすればよいのか?
上記③の壁を越えて自社の活動とSDGsゴールが結びついたとしても、具体的なテーマが決まらない、どのような活動をすればよいのかわからない状態です。
SDGsと言われても製品開発やサービス提供を誰に向けて行ってよいのかわからなくてお困りではありませんか?
【アルアル】⑤活動の成果が見えない
SDGs活動のテーマが決まり活動を始めても、活動の成果が見えないので活動が順調なのか、それとも改善が必要なのか判断ができず困っていませんか?
PDCAが機能しない状態です。
判断をするには状況の可視化が必要です。
まず『状況を可視化する』、つまり状況を見ようとする取組を行うのが大事です。
順調なのかどうかは、「目標」に対する「現状」との比較です。
そこでまず目標を設定する必要があります。
数値化した目標があるから、「目標通りで順調なのか?」それとも「目標通りに進んでおらず軌道修正や改善が必要か?」などが判断できますし、目標を達成するからこそSDGsをやってよかったという効果を感じられます。
次に、目標に対する現状を把握する取り組みと把握できる仕組みが必要になります。
【アルアル】⑥目標が設定できず計測もできない
アルアル⑤の次のステップです。
目標を設定できない
いざ目標を設定しようとしても、「SDGsのゴールに足する活動目標って何を設定すればよいのだろう」とお困りになる方もいると思います。
何かを参照しようにも、例えば国連のSDGsグローバル指標がありますが、政府向けの指標であり企業の指標としては不向きです。
現実的に妥当でない目標を設定しても活動の効果を感じることができません。
目標が計測できない
せっかく目標を設定しても、計測ができないとやはり目標達成の効果を感じられません。
理由として
そもそも数値化が困難
データの収集が困難/収集の仕組みがない
データが正確ではない
データの登録や提供に協力してくれない
加工・集計・分析の仕組みがない
…などの理由があると思います。
目標を設定する際に、どのようにして何のデータを集め計測するのかを合わせて考えることが大事です。
【アルアル】⑦SDGsに関わっているのは一部の人だけ
どうにかSDGsの活動を立ち上げ状況の可視化も出来たとして、次に起きがちなのは、ごく一部のSDGsプロジェクトチームだけがSDGsの活動をしているが従業員の大半はSDGsに無関心な状態です。
もちろん、SDGsのチームが立ち上がり活動を始めたのは大きな前進です。
しかしSDGsは国連で「誰一人取り残さない」を掲げています。
ごく一部の方だけがSDGsと関わっている状態は、まだ「会社として」SDGs活動をしている状態とは言えないと思います。
業務が直接SDGsを目的としない部門と従業員も多いと思います。
どうやって、多くの従業員をSDGsに巻き込めるか頭を悩ます方も多いのではないでしょうか?
【アルアル】⑧自分たちのSDGsが世の中に伝わらない
社内でSDGsが浸透してSDGsの活動を立ち上げ、活動が成果を出し始めても、次の壁が認知の壁です。
せっかくの良い活動もステークホルダー(株主・取引先・行政・地域住民等)に認知されず伝わらないと、会社として活動をしている効果を感じられません。
認知されないので、株主にも評価されず営業活動にも繋がらず入社の応募者増にもつながりません。
効果を感じられないとやがて心も折れますし、そもそも企業として活動する以上、企業としての成果も必要です。
どうすれば自分たちの活動がステークホルダーに伝わるのでしょうか?
SDGsお困りごとへの対応
【アルアル①への対応】難しい話は自社に置き換えてみる
SDGsに関する書籍やセミナーの多くが難しく感じられるのは、内容や単語の難解さもありますが、多くが大企業向けの考え方をベースにしているためです。
そのまま自社に置き換えても社会や環境に対するインパクトの考え方が違いすぎたり、同じように進めようにも大企業と中小企業ではヒト・モノ・カネや時間などリソースが違いすぎて到底同じようには進められないためです。
また、多くのSDGsの書籍やセミナーがSDGs全17ゴールを対応しなくてはいけないように感じられ気が重くなります。
まず第一歩としてSDGsの17ゴールに書いてあることだけを見る。
リンク先は外務省のSDGsゴールの説明です。
169のターゲットや231の指標は見なくても大丈夫です。
まずは17ゴールのアイコンが何を言っているかだけを知れば大丈夫です。
それ以上の詳しいことは、より知りたくなったときに調べれば十分です。
次に、17ゴールアイコンの内、自社の活動が関係しそうなゴールを選び何の活動が該当しそうか、フセンやメモなどを貼る
自社の業務全部を細かく知っているわけではないと思いますのでわかる範囲で大丈夫です。
関係ないと思ったゴールアイコンは勇気をもって外しても大丈夫です。
やってみると、意外に自社の活動とSDGsが結びついていそうなのが見えると思います。
まず、自社活動とSDGsの関係がありそうなことがわかれば十分です。
SDGsに取り組むと自社はどんなよいことがあるかをイメージする
人や時間やお金などリソースが限られている中、SDGsをやると自社にどんな良いことがあるかイメージできないと「やろう」とは思えません。
SDGsをやっていると世の中で認められ行政や地域や顧客からの信頼が増している光景
SDGsを発信することで商談の機会が増えている光景
SDGsを発信することで採用募集への応募が増えている光景
SDGsがきっかけで社内のコミュニケーションが活発になる光景
SDGsがきっかけで社内の課題が見え解決する活動の光景
…SDGsをやることによる自社へのメリットも色々あると思います。
「自社がSDGsをやるメリット」をイメージしてください。
【アルアル②③への対応】できることから少しずつ言葉にして輪を広げる
研修やe-learningについて
外部講師を招聘しての研修やe-learningの活用効果を否定はしません。
しかし、大企業向けをベースにした汎用的な研修やe-learningをそのまま使っても知識は身につくかもしれませんが自分事になりづらいです。
また、従業員も忙しい中、研修やe-learningを必須にしても長時間拘束されること自体に抵抗感を持つ人もいます。
研修やe-learningを活用するにしても、大企業向けではなく自社の規模や業種に合った内容にカスタマイズ依頼する・何時間ものコンテンツにしないなどが可能かの確認は発注の時にした方がよいです。
ただ、e-learningなどの1方向の研修ので得られるのはあくまでも知識です。
ワークショップなど双方向で対話型の研修はやり方次第で知識だけでなく共感を醸成できるかもしれませんし、入り口としては有効です。
しかし実業務と結びつかないと、ワークショップが面白かったとしても「面白かったね」終わってしまっては企業人としての「自分事」にはなりづらいです。
そこでお勧めしたいのは
「実はやっているSDGs」を言葉にする
SDGsを浸透させる人の輪のを広げる
会社としてのSDGs活動です。
各部門に頭をさげてリーダークラスの人にSDGs推進メンバーになってもらいます。
恐らく初めの内は忙しい中いやいや活動に参加する方もいると思います。
しかし、①でやった「自分たちの活動と結びつくSDGs」を今度は各部門単位でやっていきます。
そうしますと、結構「実はうちはSDGsの活動をやっている」が見えてきます。
例えば、自治体や組合から表彰されたことがあるかもしれません。
顧客向け活動だけではなく、例えば世の中平均と比べた自社の育休取得率の高さや残業時間の少なさも立派なネタです。
自社の「実はやっているSDGs」が見えたら、会社WEBサイトにも公開しましょう。
社内報チームも巻き込み、社内報でも自社のSDGsを発信しましょう。
1回2回読み飛ばされても何度も発信していきましょう。
「実はやっているSDGs」について、SDGs推進メンバー主催で有志の対話集会やイベントをやってみましょう。
これも初めのうちは参加者が少ないかもしれません。
その中でも参加してくれた人、特に積極的に発言してくれる人は大事にしましょう。
その人が推進メンバーに加わってくれたら強い仲間になるかもしれません。
そうして少しずつ「信用できるあの人が推しているSDGs」に興味を持つ人や「うちも実はSDGsやってたんだ」などの関心の輪を地道に広げていくことが大事です。
【アルアル④への対応】できることから小さな成功体験を積み重ねる
ここまでで、自社の「実はやっているSDGs」が見えてきました。
それに対して
「実はやっているSDGs」をどう社内外にアピールするか
「実はやっているSDGs」に改善点はあるか
…これらを考えるのも活動ネタです。
SDGsを使って自社の課題を言語化する。
更に余力があればですが、せっかくなのでSDGsを課題発見の道具に使いましょう。
自社の活動を業務流れ図や商流図に起こして、SDGsのゴールを割り当てていきます。
その中で「ここにSDGs的な課題がある」が見つかるかもしれません。
例えば・・・
求人募集をしても応募が少なく、特に若手の応募が集まらない
配送効率が悪く、積載率が低いトラックを運航していることがコスト的な問題でもありCO2排出の点からも問題があるかもしれません。
顧客がSDGsに取り組んでいて環境負荷の低い製品を求めているが応えられていない問題があるかもしれません。
日頃から見聞きする地域の会社や住民や行政の課題の内、自社の技術や製品・サービスを転用することで解決できることが思い浮かぶかもしれません。
それらはSDGsをきっかけに言語化した、会社をより効率的にする改善活動であったり、顧客に対するサービス向上や新たなサービスを提供するためのネタです。
次に、テーマ候補に対する打ち手の候補を考えます。
ネタは出ても、忙しくリソースもない中でできるものとできないものがあります。
出てきたネタに対してどうやったら実現できそうか考えます。
効果の大きさと打ち手の実現性を比較し、効果が大きそうで実現性が高そうなものから始めていくことを検討すると、自社として何からSDGsを始めていけばよいか見えてくると思います。
まず、なるべく簡単に出来そうで効果が出そうなものからやっていきましょう。
SDGsの本を読むとよく「SDGsはバックキャスティング思考」と言われます。バックキャスティングとは現状にとらわれず理想から考えて行動することです。
その考え方は何も否定しませんしその通りだとは思います。
しかし、壮大なバックキャスティングを描いてどう進んでいいかわからず1歩も進めなくなるよりは、今の延長線から考えて行動し、1歩ずつでもできるころから成功体験を積んだ方が前に進めます。
【アルアル⑤⑥への対応】目標はSMARTに、壮大な目標を立てすぎない
活動が順調なのかどうかをわかるには、目標を設定することと、目標に対して現状がどうなのか把握する活動を行うことが大事です。
目標の設定
横文字で恐縮ですが目標設定で大事な「SMART」という考え方があります。
Specific … 具体的
Measurable … 計測できる
Achievable … 達成可能性
Relevant … 関連性
Time-bound … 明確な期限
の頭文字から来ています。
「世界中の人を幸せにする」のような目標は、どういう状態が幸せなのか具体的でもなく(S)計測も出来ず(M)自社の力だけで達成も出来ませんし(A)、いつまでにできるのかもわかりません(T)。
例えば、SDGsのゴール8:「働きがいも経済成長も」実現のために(R)従業員の平均残業(S・M)が月40時間の過重労働の現状をIT化と業務見直しで改善し(A)、3年後までに平均20時間以内にする(T)
…など「SMART」で考えていくと段々目標の解像度があがっていくと思います。
「SMART」というと小難しい言い方になりますが、もっと砕いて言えば「ちゃんと実現可能な目標を立て、測れる数字を計測しましょう」です。
例えば残業時間や離職率・育休取得率、あるいは採用募応募数などの人事系の数字や、NPO等への寄付額もあります。
飲食業でしたら廃棄率や、製造業でしたらサステナブル認証製品の販売数など色々あると思います。
それらはSDGsと関連した数字です。
いきなり壮大な目標を立てすぎず、達成可能で計測可能なことから始めるのが大事です。
SDGsに関係することで、その数字がよくなっている・あるいはもともと世の中平均よりも良い数字であれば、それは立派なSDGsの目標と成果です。
SDGs活動の収益性を問われてお悩みのケースもあるかと思います。
確かにSDGsの活動は必ずしも収益に直結しないこともあります。
しかし、自社のコストダウンや問題解決効果の金銭換算、あるいは世の中の社会課題や環境課題解決に貢献する活動を発信することの広告価値を金銭換算する考え方もあります。
ただ、始めから難しく考えすぎないのが大事です。
繰り返しますが、SDGsに関係することで、その数字がよくなっている、あるいはもともと世の中平均よりも良い数字であれば、それは立派なSDGsの目標と成果です。
目標の計測の仕方
目標を設定するときに併せて目標の計測の仕方も考える必要があります。
どのようなデータが必要か、そのデータはいつどのように収集できるのか、収集したデータはどこに格納するのか、データの加工や集計はどのようにするのか…などです。
基本的には、計測可能なことから計測するのが大事です。
先ほどの例の、残業時間や離職率・育休取得率、採用募応募数などの人事系の数字は人事台帳や給与計算に既にあるので情報取得して計測できます。
廃棄率やサステナブル認証製品の販売数も現場の業務データから取得できると思います。
だんだん高度な目標にチャレンジしたくなったときは、データの取得や分析の難易度も上がることがあります。
計測の仕方を検討する中で、新たな仕組化やIT化の必要性に直面するときもあります。
その場合は、仕組化やIT化も活動ネタに追加し、余力があれば対応します。
【アルアル⑦への対応】「SDGs」を日常業務の頻出ワードに
「SDGs」が多くの従業員にとって、職場でよく出る言葉にするのが大事です。
全従業員にSDGsを浸透させる施策として以下があります。
SDGsに関する活動や研究成果を社内報で取り上げたり表彰する仕組みを作るなど、SDGsをやることが従業員にも恩恵があると思える環境を作ると効果的です。
.人事評価にSDGsを取り入れ、会社として目指すSDGs項目に貢献すると評価される仕組みを作ることも大事です。
各部門の業務チェックにSDGsの観点を取り入れ、SDGsに貢献できているか/SDGsに反していないかをチェックする仕組みを作る施策も効果的です。
そうこうするうちに職場で「それSDGs的にいい考え方だね」「それ、SDGs的にヤバくないですか?」という会話が社内でよく出るようになれば、その会社にSDGsが定着していきます。
全社的にSDGsが定着することで、その会社の掲げるSDGsは「SDGsウォッシュ」(やってもいないのに嘘をSDGsで洗い流す)ではなく、実際にやっているSDGsとして堂々と対外的に発信できます。
【アルアル⑧への対応】少しずつでも堂々と世の中に発信する
せっかくSDGsをちゃんとやっても、それが伝わらないと残念です。
伝えるには、まず伝える材料の整理からです。
SDGsの活動を行い、活動目標に対する成果を計測しました。また全社的な定着活動も行ってきました。
それらを整理することで、伝える「ネタ」はあるはずです。
ちゃんとやっているSDGs活動は遠慮せず、堂々とSDGsと結び付けて活動内容と成果を発信していくことが大事です。
1.企業所在地の都道府県や市区町村でSDGsの登録・認証制度がある場合、登録・認証制度に申請する。
受け付けられれば行政のWebサイトにも公開されます。行政のお墨付きを得ることは大きな発信だと思います。
行政のWebサイトにも公開された情報は堂々と自社からも発信しましょう。
2.また、自社のWebサイトやSNSを活用し、自社のSDGsの活動や成果、想いを継続的に発信し続けることが大事です。
もし、SNSアカウントを作っていなければ、SDGsを機に発信にチャレンジするのもよい機会です。
何人か「SNSの中の人チーム」を作り、発信会議を行う中で新たなアイデアが生まれる副産物もあります。
3.オンラインイベントにチャレンジして自社の活動をアピールする手もあります。
コロナ禍でオンラインイベントが定着し、参加者のハードルも下がりました。
オンラインはリアルイベントよりも経費も手間も省けます。
いきなり主催のハードルが高い場合、もしかしたら地元の商工会や組合などで出演者募集をしている場合があります。
あるいは、商工会や組合などの知り合いでオンラインイベントの開催慣れしている会社があれば、そこに共催の相談や出演者として1枠お願いできないかなど相談する手もあります。
「SDGsをちゃんとやっている会社」というブランディングが広まることは会社としての信用や仕事の質の信頼にも繋がります。
また、人不足でお悩みの企業も多いと思いますが、従業員を大事にする会社として採用にも繋がることが期待されます。
おわりに
今回のnoteは私の知見や経験則をもとに「アルアル」と対応を書いてきました。
実際は、各社様それぞれ個別のお困りごとがあると思います。
弊社は各社様ごとのお困りごとの解決を行って参ります。
このnoteをご覧になってお困りごとを相談したいと思われた方は、ぜひお問い合わせフォームから弊社までご連絡ください。
・株式会社Flexas Z Webサイト:https://flexas-z.com/
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