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せいちょう

せいちょうと言う言葉の意味。

せい‐ちょう【成長】
①育って大きくなること。育って成熟すること。日葡辞書「サウモク(草木)セイヂャウスル」。「子供の―」「経済―」
②(→)生長に同じ。

広辞苑第七版

せい‐ちょう【生長】
①[史記[封禅書]]うまれと育ち。うまれ育つこと。
②発育。
③〔生〕生体の量の増加。形態形成あるいは形態変化に対していう。成長。

広辞苑第七版


わかったような、わかってないような。
何だか最近不思議に思う言葉の一つです。

一つ一つの言葉に対してきちんと向き合っていないのかなぁ

簡単な言葉、日常で当たり前に使う言葉に
実はバイアスをかけちゃってて、言葉に何かをコーティングしちゃっている。
ちゃんと見てないのかしら。
コーティングは剥がさなきゃなー。

こんなときに思い出すのは
民藝運動の父と呼ばれる柳宗悦の言葉。
何だかぐさぐさ刺さってきます。

どう見たのか。じかに見たのである。「直に」ということが他の見方とは違う。

「茶道を想う」『柳宗悦茶道論集』

うーん、じかに見る。
これがとても難しい。否定も肯定もしないフラットな状態をイメージしながらレンズを入れない。そう、じかに。遠かろうと近かろうと関係ない。対象と自分の間にレンズを入れないってことなのかなぁ。

むず。

そして、柳はその後こう続けている。

直にものが目に映れば素晴らしいのである。

「茶道を想う」『柳宗悦茶道論集』

素晴らしいのか。じかに見るのでまだ必死だ。まだそこまで至ってない。

むず。むず。

もしかしたら、自分の頭の中を疑い、今持っている価値観に頑張って穴をあけて、必死にじかに見ようとしているのかもしれない。

せいちょう、という言葉。
私の中の正しい使い方がいまだに見えない。
じかにみれるかな。しばらく模索してみよう。

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