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せいちょう
せいちょうと言う言葉の意味。
せい‐ちょう【成長】
①育って大きくなること。育って成熟すること。日葡辞書「サウモク(草木)セイヂャウスル」。「子供の―」「経済―」
②(→)生長に同じ。
せい‐ちょう【生長】
①[史記[封禅書]]うまれと育ち。うまれ育つこと。
②発育。
③〔生〕生体の量の増加。形態形成あるいは形態変化に対していう。成長。
わかったような、わかってないような。
何だか最近不思議に思う言葉の一つです。
一つ一つの言葉に対してきちんと向き合っていないのかなぁ
簡単な言葉、日常で当たり前に使う言葉に
実はバイアスをかけちゃってて、言葉に何かをコーティングしちゃっている。
ちゃんと見てないのかしら。
コーティングは剥がさなきゃなー。
こんなときに思い出すのは
民藝運動の父と呼ばれる柳宗悦の言葉。
何だかぐさぐさ刺さってきます。
どう見たのか。じかに見たのである。「直に」ということが他の見方とは違う。
うーん、じかに見る。
これがとても難しい。否定も肯定もしないフラットな状態をイメージしながらレンズを入れない。そう、じかに。遠かろうと近かろうと関係ない。対象と自分の間にレンズを入れないってことなのかなぁ。
むず。
そして、柳はその後こう続けている。
直にものが目に映れば素晴らしいのである。
素晴らしいのか。じかに見るのでまだ必死だ。まだそこまで至ってない。
むず。むず。
もしかしたら、自分の頭の中を疑い、今持っている価値観に頑張って穴をあけて、必死にじかに見ようとしているのかもしれない。
せいちょう、という言葉。
私の中の正しい使い方がいまだに見えない。
じかにみれるかな。しばらく模索してみよう。