30日間毎日新しい映画を観てみた
どうも、
ノミが白昼夢をみた、です。
昨年10月のことですが、30日間新しい映画を観ようと試みました。
結果、「意外と難しかった」です。
ここでの新しいというのは、「観たことがない」という意味です。
調子の良い時は、1日に3〜4本観ることもあるので、楽勝だろうと思い望んだところ、予想外の展開となりました。
最初の1週間は順調に毎日1本一回も観たことのない映画を観ました。
しかし、2週目の頭から苦労し始めます(第1週目の最後から症状は出始めていた)。
『Scent of Woman』を選んだのですが、どうしても後半をたいらげる事ができず二日かけてやっと終えます。
この時点ではもう「観なくては」というモードだったので、それが終わったせいか、次の日からは順調に気持ちよく新しい映画を観ていきます。
ちなみに、この映画の最高セリフは「Tits! Whoo-ah!」です。
3週目の最初は『Tenet』を映画館で観ました。
30日間の中で唯一映画館で観たのがこの作品です。感想は、悪くはないが、二回観たくない。多分、何年か後に「あ〜あれもあったな〜」という気持ちで見返すと思う。
『American Psycho』を観た事がないという恥を克服しつつ、気分上長だったのですが、17日目にやらかします。
その日は「新しい映画」は観れなく、その理由も忘れてしまいました。
おそらく、この時期から本格的に「観なきゃいけない」という恐怖に支配され始めたような。
大失態を犯した罪悪感に追われながら、「2度とあんな思いはしない!」と自分に言い聞かせ、頑張るのですが、やはり歴史は繰り返されます。
というか、私が歴史を繰り返しました。
『いま、会いにゆきます』を終えるのに27日と28日を使いました。
さらに、悲劇は続きます。
幕引きである30日は新しい映画を観ませんでした。もう一つついでに言うと、実は『The Invisible Man』はこのチャレンジ以前に観た事があります。どうしてもこの日観たかったので、観ました。
「観たい映画を観る」という欲が満たされたので、30日と31日の結末に至ります。
このチャレンジで思ったことは、「映画は観たい時に観なきゃ意味ない」ということでした。