Hello, Flattmate!|人事 鈴木もも香(@momochi130)
新しくFlatt Securityにジョインしたメンバーを紹介する"Hello, Flattmate!"。
Flattmateは、"flatmate"(同居人)をもじって、Flatt Securityのメンバーを表す愛称です。今回ご紹介するFlattmateは、2024年3月に入社した人事の鈴木もも香さん(@momochi)です。「入社を決めたきっかけ」や「入社後のギャップ」について、CEO井手(@niconegoto)がインタビューしました。
自己紹介
2024年3月にFlatt Securityに一人目の人事として入社しました、momochiです。趣味は愛犬と出かけること、TVerやNetflixでドラマを見ること、ピラティスをすることです。今度、初めて愛犬とアジリティに挑戦します!
役割にこだわらない、全ては事業成長のために
—— いつも通りももちさんと呼ばせていただきます!ももちさんは人事からキャリアをスタートされていますが、最終面接では「事業成長のためになることをやりたい」とおっしゃっていて、良い意味で人事職にこだわっていない印象がありました。そのような考えに至った背景や、これまでのキャリアについて教えてください。
キャリアとしては、大学の生物系の学部を卒業後、2019年に新卒でIT通信企業に入社し、新卒採用や研修企画に携わりました。その後、2022年にはIoTスタートアップに転職して採用責任者としての経験を積み、今年の3月にFlatt Securityに入社しました。
私のキャリア選択に大きな影響を与えたのは、中高生時代を中国の広州市で過ごした経験です。当時通っていた学校の影響で、幅広い分野の知識を探究することや、複雑な問題を分析することが好きになりました。特に興味を持ったのが生物学です。自然や生態には未解決問題が数多く存在するため、人生で一度学んでみたいと思い、大学に進学しました。
研究を進めるうちに、「自分は人生で何を成し遂げたいのか?」という問いを抱くようになり、その答えを見つけるために、事業会社で広告運用やAI・IoT関連のデータの分析に携わったり、アパレルや食品工場などで働いたりしていました。その過程で、私が情熱を持てるのは、業務内容そのものよりも「誰とどんな夢(ビジョン)を共有するのか」ということだと気付き、役割にこだわらない考え方を持つようになりました。
そして、IT業界でキャリアをスタートし、配属面談で「事業を伸ばすためなら、なんでもやりたい」と希望を伝えた結果、人事になりました。まさか人事になるとは思ってもいなかったので、驚きました(笑)
今では人事として6年目を迎え、その奥深さに日々面白さを感じています。人事に関連するデータは多様であると同時に、人間の行動や感情は非常に複雑で、定量的なデータだけでは捉えきれない部分もあります。この奥深さにやりがいを感じ、複雑な問題を解くのが好きな自分の性格にマッチしていると感じています。
実は、「一人目人事」は検討外だった
—— 配属で決まった職種であったものの、まさに天職だったんですね。ももちさんにはスカウト経由で出会いましたが、Flatt Securityからスカウトが来た時の率直な印象を聞いてみたいです!
実は、スカウトを見た瞬間に「う、一人目か…」と思って、そっと閉じてしまいました。私は人事領域に造詣がある人たちと切磋琢磨しながら働きたいという思いがあったので、一人目人事のポジションは検討外だったんです。
しかし、改めてスカウト文を読んでみると、Flatt SecurityがTBS系のドラマ『トリリオンゲーム』のIT・セキュリティ技術監修を担当したと書かれていました。実はちょうどその時期に『トリリオンゲーム』を見ていたので、これは話を聞いてみたいと思って(笑)
また、技術監修を担当しているのが26歳の若手セキュリティエンジニアだと知り、興味が湧きました。同時に、創業メンバーの井手さんと豊田さんが同い年であることも知り、転職を考えるかは別として、純粋に一度お話ししてみたいという気持ちが強まりました。同世代で起業している方々との会話は刺激的になると思いましたし、スカウト文から困っている様子も伝わってきたので、カジュアル面談をお願いしたいと返信しました。
—— ももちさんがいないFlatt Securityは本当に想像ができないので、トリリオンゲーム含め様々なご縁に感謝しないといけないですね (笑)セキュリティ領域への不安はなかったですか?
セキュリティは全く未知の領域だったので、最初は興味を持てるか不安がありました。ただ、面接で豊田さんや米内さんが目を輝かせて語っている様子を見て、「そんなに面白い世界があるんだ」と惹かれました(笑)
不安よりも、知らない世界を知ることへの楽しみが増していきましたね。
「一人目」ではあるけど、「ひとり」ではなかった
—— いろいろな選択肢で迷われていたと思いますが、最終的に入社の決め手はなんだったのでしょうか?
決め手は、Flattmateの価値観や考え方が私に合っていたことです。選考を通じて、物事に対する捉え方や方向性への一致を感じ、パフォーマンスが発揮しやすい土壌があると思いました。また、私の転職活動の軸の一つである「経営陣や事業責任者がビジョナリーであり、ストーリーテリングを好むか」という点もマッチしていました。選考を受けるにあたり、会社の公式アカウントやFlattmateのX(Twitter)での発信内容を遡って見ていたのですが、創業当初から情報発信に積極的で、選考過程でもその姿勢が一貫していました。
—— 「一人目である」ということの懸念はどのように払拭したんでしょうか?
当時、人事が不在だったにも関わらず、選考フロー全体の設計や候補者との向き合い方まで、非常に緻密に設計されていると感じました。現時点でこれだけの選考体験が提供できている時点で「一人目ではあるけど、ひとりではない」と思いました。
選考のプロセスの中でも、1day体験入社やオファーレターといった取り組みは、人事としての学びが多かったです。1day体験入社ではオフィスで課題に取り組み、経営陣と議論したり、Slackでコミュニケーションを取ることで、働くイメージが沸きました。
また、オファーレターは33ページにわたり、「私が大事にしていることをFlatt Securityで実現するためにはどうしたら良いか」「なぜ一緒に働きたいか」が詳細に書かれていて、とても感動しました。
経営陣やメンバーが深く採用活動に関わっている姿を見て、ひとりではないという実感と共に、純粋にこの人たちと一緒に人生の多くを占める「仕事」の時間を過ごしたいと思いました。
—— 選考に関わったメンバーがみんな一緒に働きたいという気持ちを持っている状況だったので、メッセージによって「なんとしてでもももちさんと働きたい」という強い気持ちがしっかりと伝わっていたみたいでよかったです!実際に入社してみて、ギャップを感じた部分などはありますか?
半年経った今でもギャップは感じていません。選考で感じた以上に、経営陣やメンバーが圧倒的なコミット力で採用や組織づくりに関わっており、「一人目だけどひとりでない」という仮説は正しかったと感じています。
強いて言えば、GMOインターネットグループへのジョインが決まった際は、私が知っているFlatt Securityのカルチャーが変わるのではないかと少し不安でしたが、経営陣との事前の会話や丁寧な社内説明資料のおかげで、安心感を持って入社することができました。実際、入社後もその不安は杞憂でした。
—— ここからは未来についてお聞きしたいのですが、今後会社で実現したい目標やビジョンはありますか?
組織づくりを通じて事業づくりを進めていきたいです。そのために、経験や勘を活かしつつ、定量的・定性的データを活用することで、偏りや主観を減らした人事の仕組みを構築していきたいと考えています。
また、カルチャー浸透や様々な業務環境のアップデートを進めることで、パフォーマンスを発揮しやすい環境を整え、「Flatt Securityで過ごした時間が人生の豊かさに繋がる」と感じてもらえるような組織を作りたいと考えています。
Flatt Securityは積極採用中です!
—— 組織から事業成長に繋げるという点だけでなく、みんなの人生を豊かにしたいという想いが仕事のベースにあるのが素敵ですね。最後に読者の方に伝えたいことはありますか?
Flatt Securityには、嘘かと思うぐらい「いい人」が集まっています。人間力が高くて、オープンマインドな人が多く、一緒に過ごす時間がとても心地よいです。
事業づくりも組織づくりも1→10フェーズで、カオスなこともありますが(笑)、毎日ワクワクしながら、手触り感を持って会社を創り上げていける経験は、他ではなかなか得られないと思います。
この記事を読んでFlatt Securityに少しでも興味をお持ちいただけた方は、ぜひカジュアル面談でお話ししましょう!