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褒め方、叱り方

あなたは、こんな褒め方をしていないだろうか?

頭いいね!
いい子だね!
上手だね!

これらの褒め方は、いずれも可能性をつぶしているかもしれない。

では、これがなぜなのか?について、書いていきたいと思う。

マインドセットの種類

 昨日は、マインドセットの大切さについて、記事を書いた。

 今回は、このマインドセットの種類や、それらのマインドセットに基づいた褒め方や叱り方について、ざるさん( @rungorungo_ )から話を聞いたので、書いていきたいと思う。

固定マインドセット

 マインドセットの一つが、固定マインドセットである。これは、能力や才能といったその人の変えられない部分を元に、マインドセットを行うというものである。

 例えば、上にあげた3つの褒め言葉。これらは、能力や才能を誉めている。その一方で、逆の言葉の影響も生じてしまうのだ。

・頭いいね!
 頭悪いね。という言葉をイメージさせてしまう。
・いい子だね!
 悪い子だね!という言葉をイメージさせてしまう。
・上手だね!
 下手だね!という言葉をイメージさせてしまう。

 では、どんな言葉かけが良いのか?というと、成長マインドセットに基づく言葉かけである。

成長マインドセット

 もう一つのマインドセットが、成長マインドセットである。成長マインドセットとは、努力や過程を認める考え方であり、この考え方に基づく言葉かけには、次のようなものある。

・いい方法を見つけたね!
・一生懸命にやれたね!
・頑張ったね!

 これらの言葉を用いることで、ポジティブな思考を行うことができるのだそうだ。

より褒めるには発問せよ

 褒める際に、より効果の高い方法がある。それが、発問をすることである。
 例えば、このような言葉かけだ。

・いい方法見つけたね!何が成功のコツなの?
・どのように頑張ったの!?
・どうして一生懸命にできたの??

 一度だけでなく、継続させたいことこそ、行動の背景や感情を想い返すことのできるようにしていく。そこがカギとなってくるそうだ。

叱り方

 叱る時、必要なことはたった5つ。

①まず聞くこと
②感情に注目すること
③ポジティブに終わること
④相手を否定しないこと
⑤一貫性を保つこと

 ①とは、子どもの話をとにかく聞くこと。
 ②とは、子どもがどう感じたのかを把握すること。
 ③とは、いつから行動を改めるか一緒に確認していくこと。
 ④とは、子どもの能力や才能を否定しないこと
 ⑤とは、子どもと叱る基準を明確に共有しておくこと。

言葉よりも大事なコト

 褒めたり、叱ったりしていくとき、さまざまな言葉を用いる。もちろんその言葉は、「何を」「いつ」「どこで」「どのように」伝えるかは大事なことである。
 しかし、それ以上に大切なことは「誰が言うか」であると、語った。

 ざるさんの最後の言葉が印象に残ったので、記事に残そう。

教師である前に
人であれ

 最後に、グラレコを貼っておこう。

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