「未来の教室」オンラインキャラバン
むかし、あるところで、ある人が言いました。
「無料のオンラインセミナーは視聴者の質が悪い」
本当だな。と思うオンラインイベントでした。「愛」のある批判がなかった。とても悲しいイベントでしたが、中身はとても面白かったので、アウトプットさせていただきます。
GIGAスクール構想
Society5.0の時代。タブレットやパソコンなどが一人1台配布され、ICT環境が整えられようとしている。
細かい内容については、次のリンク先に載っているので、読んでいただきたい。
子供たち一人ひとりに個別最適化され、創造性を育む教育 ICT 環境の実現に向けて~令和時代のスタンダードとしての1人1台端末環境~
なぜ、教育なのか?
現在、教育現場はコロナ関係で疲弊している。そんな中で、なぜGIGAスクール構想が推進されているのか。
①対象を観察する
観察するためには、データを集めること。そして、深い対話を行う必要がある。
②常識をひとまず疑う
常識を疑うためには、基礎的な知識を身に付けておく必要がある。
現在、私たちの世界には、インターネット環境にアクセスすることでつながることのできる専門家が増えてきているように感じられる。つまり、分からないときには、調べればよいのである。
しかし、調べた内容を理解するためには、『デジタル読解力』が求められる。
大人の課題
では、導入するにあたって、どんな課題があるのだろうか?
俯瞰・・・・・・課題の構造を科学的に見る力
頼る・・・・・・必要な組織・専門家にアクセスする力
調べる・・・・・選択肢をいち早く並べる力
試して直す・・・とりあえず試し、粘り強く修正する力
仕切る・・・・・その場でルールをつくり、変える力
何を教えるか
あらゆる学びの環境が充実していく中で、学校では何を教えるのか。それは次のようなことである。
情報収集法、信ぴょう性、ツール、視点、考え方
How toを教えていくということである。
そして、その際に注意すべきは、オープンクエスチョンすぎる問いは控えることである。開かれた問いは「何から手をつければよいか」が分からずに、取り組むことができなくなってしまうという課題がある。まずは身近な問題点や課題を体験することの大切さを話していた。
さらに、あらゆる立場の人の「スキ」をつなげていくことにより、価値の共創を図ることができる。
先回りをしすぎないように、伴走者として学ぶことが今後は必要となってくるのかもしれない。
各種オンラインセミナーの学びの記録を列挙します。
・オンラインセミナー放浪記はこちら
・第1弾オンラインセミナー
・第2弾オンラインセミナー
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