オンラインの学び場って?
今後、『オンラインの可能性』をテーマに話をしていこうと考えている。
そのため、わたしの知っているオンラインの学び場について、記録を残していきたいと思う。
もちろん、「わたしの知っている」ものであるため、限定的な情報でしかないことを踏まえて、お読みいただけたらと思う。
所属しているもの
わたしには、所属しているオンライングループがある。
・西野亮廣エンタメ研究所
・No name school
・けテぶれサロン
・Teacher Aide
・まるしん先生の道徳教育研究所
・Edunect
・MIRAPASS
などである。
これらは、教育に関するグループもあれば、それでないグループもある。
今回は、教育に関するグループでの学びを得られる場所を複数もつことのメリットとデメリット。教育に限定しないグループに所属することのメリットを考えていこうと思う。
教育に関する学び
教育に関するグループでの学びについて考えてみる。特に、そのグループで学べるものについて考えてみよう。
たとえば、けテぶれサロン。このグループは、葛原先生が管理されているグループである。けテぶれ学習法、QNKS、心マトリックスを組み合わせた教育実践を行って、児童の反応などから改善をくりかえしていく、葛原先生の教材研究を間近で感じることができる。つまり、このグループでは、けテぶれを中心とした指導のマインド形成もできうるのだ。
次に、No name school。このグループは、神前先生が管理されているグループである。フリースクールを運営されたり、オンラインセミナーを開いたりして、教育プラットフォームをつくり上げようとしている。つまり、こよグループでは、様々な視点から教育に参画していく人々のつながりが形成されている。
教育に限定しないグループ
最後に、西野亮廣エンタメ研究所。このグループは、キングコングの西野亮廣さんが管理されているグループである。300年続くものをつくり上げようという西野さんの頭の中を、およそ3000字の文章を通して、共有することができる。毎日、厳選された、練られた文章が降ってくるので、大きな土壌を用意して受け止めているのだが、時々整理が追いつかないこともある。さらに、7万人という人々がグループに所属しているため、様々な人と巡り合うことができるのだ。業種は様々なのだ。
メリットとデメリット
ここで、メリットとデメリットを考えていこうと思う。
○メリット
まずは、メリットについて、考えてみる。
①あらゆる視点が手に入る
「教育に関する」とか「教育に限定しない」とか、わざと抽象的な言葉を用いている。これは、私自身が教育ってあらゆるところに存在しているよなぁ。むしろ、どこにでも関係づけられるよなぁ。と考えているからである。
そう考えたとき、あらゆる視点で物事を捉えていく力が、学習者にとっても必要な力だと思う。
昨日は、「転用する力」が求められる力だ。と書いたが、この記事にも関連する。いざ、決断しようとしたとき、最善なものは存在しなくて、そのときに最適なものでしかないのである。この「最適なもの」を選ぶときに必要なものがあらゆる視点だと思うのだ。
このあらゆる視点を得るために必要なものが、いくつものhow toである。たくさんの方法があると選択肢が増えるので、どれをやってもうまくいかない!というリスクを回避することができるのだ。
②頼れる場所が増える
複数のグループに所属することで、関わる人が増えていく。すると、メンター的な立場として、関わってもらうことのできるグループにいくつか所属できる場合がある。
もちろん、居心地のよさにもつながってくるので、精神的にも安定していくのだ。
すると、あれをやってみよう!これもできるかも!と、少しずつ少しずつ力をつけていくことが可能となる。もしも、うまくいかなかったときは、ほかの場所に移っていくことも難しくないのだ。
○デメリット
もちろん、複数のグループに所属することは、メリットだけではない。
一つ一つのグループでは、管理している人がいて、その人たちも食っていかなきゃならない。すると、利用料金を設定することになる。この利用料金が負担となりうるのだ。
また、複数のグループに所属することで、時間的拘束が増えていく。場合によっては、私生活にも大きく左右されうるのだ。この私生活への影響がプラスになればよいが、大きなマイナスにだってなりうるのだ。
こう考えたうえで、メリットとデメリットを天秤にかける。すると、オンラインでの学び場は増やすことで、メリットを大きくできるが、デメリットも大きくなるのだ。逆に、オンラインでの学び場を減らせば、メリットは小さくなるが、デメリットも小さくなるのだ。今の私にはこなしきれない学びの場がある。
これを機に、オンラインの学び場を精選するのもありかもしれない。