プランクトンと種と♡② 〜不安からの解放〜
プランクトンや種には、不安も恐れも無い。
自らの命がこの地球に生まれて次の命を育める事に、幸せと誇りを持って生きている。
だけど人間に恋をしたプランクトンや種は、その全てを忘れても、人間になりたいと望んだの。
人間は常に不安と恐れを抱いて、地球を破壊して生きている。
恋をしたプランクトンや種は、全てを持っているという幸せと誇りを忘れ、人間の生き方に没頭していく。
ジジはゆっくりと話し始める。
『不安や恐れを手放しなさいなんて、どこかの宗教家みたいな事は言わないよ。
それをあなたが望んだのだからね。
私はただ、あなたが苦しんでいることが辛いんだ。』
『愛を学ぶために人間になったなら、どうかあなた自身を愛してください。』
『あなたが幸せになることが、何よりの私の幸せだよ。愛ってそういうことなんだ。』
誰かと比較しなくていい。
過去や未来と比較しなくていい。
何かを持たなくてもいい。
そのままのあなたは、何より素晴らしい。
今、あなたが幸せになることが、地球の幸せ。
そう、プランクトンや種みたいにね。
それを思い出した時、全ての不安から解放され、何か必要なことが起こり始めるの。
まずは、自分の身体が楽になるように。自分自身を愛せるように。
自分へのご褒美を、たくさんしてあげよう。
いっぱい受け取って、心からありがとうが言えた時、不安は解消し、必要な所に幸せを届けられる人になれるから。