USUMのパーティの組み方と読み
まずは使っていたパーティの紹介
ゲコミミマンダ 馬車サンダーナット のメジャーだった2つの並びのポケモンです(その並びで使ったことは殆どない)
ゲッコウガ@襷 無邪気 AS252C4
けたぐり ダストシュート がんせきふうじ 冷凍ビーム
使用率の低い物理型
能力値の高さで言えば特殊>物理ではあるものの、物理型はがんせきふうじによるS操作や、ダストシュートによるフェアリーへの有効打がある
特殊の本来の役割はマンダやおじさんへの冷凍ビーム以外にないので、Sで勝っている一部敵をれいびで確1にできない程度のデメリットしかない
この型の強さとしては、相手が特殊前提で動くため、ミスリードから開幕イージーウィンが多発する
初手出し勝ちと錯覚させてからの返り討ちや、出し負け錯覚からの🦆の後投をしてもらえたりという流れ
そもそも高いSからがんせきふうじをタイプ一致で打てる時点で犯罪的な強さがある
ミミッキュ@お盆 おだやか H252B156D100
まとわりつく のろい ちょうはつ まもる
Bが11nでないが、何かしらの捨て身やフレアドライブ等の役割ではないものも耐える指数はある
調整は忘れた
このパーティ実は積みポケがいないので、ミミッキュ以外に受けルへの解答がない
バシャの苦手なポケモンを吊りだして、全抜きを狙ったりもする
ボーマンダ@メガ石 臆病H4CS252
ハイパーボイス 流星群 だいもんじ じしん
こいつも異端児
ここまでくればわかると思うけど、パーティ全体が異端
本来はひかえめで耐久振りみがわり持ちを採用していたが、相手のメガマンダが重かったのと、蔓延っていた役割対象であるカバやランドロ等の物理受け相手にも臆病で十分に勝てるというところで最速に変更
地震はドランピンポイント
バシャ@ひこうz いじっぱりAS252C4
フレアドライブ 飛膝割 まもる オウム返し
このパーティを組むための軸となるエース
オウム返しzは攻撃力を2段階上昇させてから相手が放った技をz技として返すという頭のおかしな仕様
不一致z技でもフレアドライブクラスの火力が見込めるため、バシャーモの火力からタイプ一致威力240技が飛んでくるようなもの
サンダー@残飯 穏やか H252B12C4D188S52
放電 身代り 毒々 羽休め
Sはテッカグヤ当りが調整先のはず
受けルはミミッキュとこいつで処理してタイマンに持ち込むことが多い
相手からしたらねっぷうやめざ氷が怖いため、打点がなくてもブラフで身代りで居座る
BW時代からマンダの毒羽使ってて600族の毒羽の強さはわかっていたけど、こいつはそれを超える逸材
ナットレイ@鉢巻 ゆうかん HA252D4
ジャイロ玉 力鞭 じならし はたき
ランドバシャとゲコミミマンダの並びが流行していて、ランドとのタイマンに勝ったり後出しバシャに致命傷を与えて相討ちになることができる流行をメタる枠
1構築に1〜2枠入れるのがヤケモンの正しい使い方ですなWWWWW
耐性の多さ、火力指数、耐久指数全てをとっても高い水準
ミミッキュのいる構築相手には最後の一体として仕込むこともあった
ここからは王道やメタ、構築の仕方と読み、吊りだしについて
ポケモン対戦で王道を歩むには、流行や結論パと呼ばれるテンプレ構築を中心とした、種族値、タイプ相性等に優れた環境上位のポケモン達で組めば簡単にできてしまうが、それだけでは勝てる人と負ける人はでる
麻雀でいえば牌効率を覚えたような状態
レースゲームでいえばコースを覚えて最短ルートがわかった程度
次はメタだけど、これは流行のポケモンや役割対象、不利対面でのダメージ計算等、対戦での基礎を理解する必要がある
そのダメージを理解した上で耐えるように調整する耐久調整
こうすることでダメージを受ける範囲を広げ、負け筋の低下につなげることができる
これが基本となる王道軸のメタ
上位層で勝っている人はだいたいこの構築でSを削り受けられる範囲を広げています
無限にポケモンを出せる場合は期待値ゲーをする価値が上がりますが、ポケモンはあくまで短期条件戦であるため、範囲を広げて詰まない選択肢を増やすだけで勝率がだいぶ上がる
次はポケモン単体によるメタ
例えばここのパーティ紹介で使っているナットレイ
鉢巻でなくてもゲコミミという使用率上位の2体に対して強い
タイプ相性、種族値、技範囲等で環境上位に対して明確なアドバンテージを取りに行く
上位に対して強いポケモンだととしても、他ポケモンに対して並以下の活躍しかできない場合はメタではなく自己満足
麻雀でいえば勝手読みのような達の悪さ
ここからはポケモンをやってる人が一番大事な部分で、パーティの組み方の話
自分はひこうzバシャーモをエースとして使うためにこのパーティを組みました
環境にゲコミミマンダが蔓延っている中でもバシャランドという並びが流行るほどにバシャは強く、ひこうzにより高火力と疑似積み技を同時に起動できるため、フィニッシャーとして非常に優秀
次に環境に刺さっている鉢巻ナットレイ
単純に環境への出し勝ちが多く、鉢巻をもたせることで見れるポケモンも増え、1−1交換以上を見込める先発枠
2vs2時点で後投げできるインチキ
後投げでメガバシャが飛んでくれば1−1交換になるけど、相手を2体見えるのとメガ枠まで消費させられるのは偉大
次に採用したのが物理ゲッコウガ
ここもメタ枠から決めていますが、ギミックも関係あり
岩石封じでS下降させてから退場をし、バシャでひこうzをするだけでA2段階S1段階上昇のインチキポケモンを降臨させることができます
単体としても特殊ゲッコウガより強いと思う
次に組んだのはメガボーマンダ
ここまで物理3枠採用なので、次に欲しくなるのは物理受けに対して強い特殊枠
物理耐久のある特殊は非常に少ない
その中でもメガボーマンダは硬い高火力の両方を持っており、身代り貫通と物理受けの吊りだし性能も非常に魅力的
特殊型だと物理型に比べ露骨にタイマン性能が下がりますが、特殊メガマンダの火力指数も大概おかしい
ここまで4体居ますが、いずれも積み技0で、受けループに対して有効打がありません
ここから重要になってくるのがストッパーの投入
THEミミッキュ
似たような技構成ならドヒドイデあたりでもできるけど、ドヒドイデの場合相手はSの遅さによる先制身代り等に弱く、そもそも不利対面なら即引きされてしまう
そういった意味でもSがあり身代り貫通技を持つミミッキュは非常に優秀なポケモン
こいつも主要型はミミカスzや襷運用なので、不審な後出しでもしない限りは受けループを崩壊させられます
そして最後にサンダー
バシャが苦手なギャラドス等に強く、特殊技持ち且つ毒羽で非常に広い範囲を見れるストッパー
ミミッキュと違い単純なタイマン性能も非常に高く、先制身代りにより受けループや受けサイクルにも刺さる
こんな感じでパーティを組みました
全てのポケモンが少数派の型になっているのは偶然で、軸とメタ2の計3枠が王道運用の耐久調整から入れば比較的普通の技構成に近づいた筈です
このパーティの主となる運用はだいたいわかると思いますが、初手ナットやゲッコウガで明確なアドを作るorゲッコウガで無理やり起点を作ってバシャーモで高負荷をかけて詰ませることになります
ここからは選出画面のお話
ポケモンは6体見せて3体選出するので、ここでは読み()と言う名の軸や苦手なポケモン探しをすることになります
まず第一に考えるべきは、自分のパーティが苦手なポケモンがいるかどうか
そのポケモンは先発運用が多いポケモンか後続かを考えます
その次に考えるのは軸で、バシャランドのような起点づくりからエースを降臨させるパーティか、天候等のギミックか、それともタイマンか受けかを考えます
その軸が自身のパーティに通りそうな場合は先発から起用されることが多く、初手から詰ませられるチャンスです
次に考えるのは吊りだしや自身の軸を押し付けられるかどうか
例えば相手のパーティにドヒドイデがいたとして、こちらのバシャゲコミミマンダは相手からしたらカモです
絶対このポケモンは出てきます
ナットレイは泥仕合になり、サンダーを出せば勝てるとしても、おそらくその2体の対策はされてるでしょう
そのときに考えるのは、バシャーモやミミッキュという役割対象でドヒドイデを吊りだして、ドヒドイデをミミッキュで強引に突破する流れ
ただしここで必要なのは音速でミミッキュを投げないこと
ストッパーのミミッキュは採用率事故レベルですが、手詰まりにみせてからの後出しでないと相手に違和感から交代を選ばれる可能性もあります
即サンダーかナット投げ安定の場面なのに、剣の舞zミミカスみたいなの音速投げしませんからね
もしもナットレイとサンダーへの対策をバシャーモ等で狩れる構築であるならば、ディスアドをこちらの軸の起点にして逆手に取れるかもしれません
偽装パの強みであり、王道パだとこの立ち回りができないので注意
最初にパーティを紹介してから構築の組み方で再度紹介したのは、おそらく最初にパーティ紹介したところで誰もパーティの組み方を理解しないからです
並びだけ見ても軸はわからないし、思考を理解できなければゲームは上達しません
飽きたのでここまでにしますが、ここまで読む気になった人がいるならば、この思考を真似るだけでポケモンというゲームなら上位1%には入れると思います
そもそもゲームにおいてシーズン最高○位とか書いてる人は対して強くありません
基本上ブレだし、選出やプレイングに関してもお粗末な人が多いです
ポケモンが強い人は徹底的にダメージ計算をし、トレンドやマジョ、組み合わせのパターンを理解してから試合に挑んでいます
詰ませのルート取り、安定行動、ディスアドを負うまでブラフは抑える等、プレイングに関しても知識はありますが、実際の盤面と照らし合わせても数千文字に行くと思うので、おそらく披露しません
みなさん頑張ってください