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サイボーグ双角
2021年3月22日 00:05
これは母と祖父から聞いた戦前の自動車事情である。当時のクルマはスターターなんてものはないからエンジンのクランクを手動でぐるぐる回してエンジンをかけていた。エンジンは噴霧式のキャブレーターだから気温に応じてチョークを引く。しかしこれが難しくてチョークの引きが甘いとエンジンは始動しない。だからと言ってチョークを引きすぎてしまうといわゆる「カブって」しまってエンジンはかからない。「カブった」エンジンは燃