【詩】Waltzing life
僕の中に刻まれる3/4拍子。
ダンスを踊る訳でもなく
ただひたすらに脳が刻む。
僕は何もかも3/4で挑み
全力でやっている者を笑った。
そのリズムが皆を巻き込んで
怠惰を量産したのだが
仲間が増えれば増えるほど
僕らはワルツに固執した。
正気に戻って抜け出す者が
一人。二人。三人と現れ
僕はいつの間にか
一人になってしまった。
僕の中に刻まれる
心地よい3/4拍子は
今も鳴り続け怠惰へ誘う。
そうやって僕は
これからも生き続けるのだろう。
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