【詩】パレード
束の間の快楽はすぐに過ぎ去る。
楽しかった時間も、すぐに通り過ぎてしまった。
皆と同じ方向に進めば変わっていたのだろうか?
ふと、そんな事を思う。
楽しい事もいつしか時間の無駄のように思えて
僕はパレードに参加する事も無くなった。
誰かと隊列を組んで同じ方向に歩くのは
楽しく、時間を忘れてしまう。
でも、そこに個としての成長、それ以前に
個としての功績はあるのだろうか?
そんな事を考えてしまうのだ。
僕は毎日のようにパレードを見ている。
皆、隊列を組んで同じ方向に歩いている。
少しの羨望を感じながら
SNSをそっと閉じるのだった。
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