エースコンバット【ゲームタイトル勉強会】 #27
「ゲームタイトル研究」では、毎回特定のタイトルについてみんなで"広めに" "浅く" 調べています。"ゲーム研究とはなんぞや"という方の足がかりになったり、”近藤史一 ゲーム研究会”に興味を持つきっかけになってくれればいいなと思っています。
みんなで調べている様子はふみいちのTwitchチャンネルで配信しています!
実際の配信のアーカイブはこちら↓
本日の主な参加者
その他Twitchのチャットでご参加いただいた皆様
1.なぜこのゲームにしたのか
なんででエースコンバットにしたんでしたっけ?
バンナムあんまり扱ってないよね~って所からじゃなかったですかね?
あとあの、なんでしたっけ?新しく立ち上がった会社、エイ、エイ、、、
エイセス
そうでした。バンダイナムコエイセスが設立されたニュースがあったからですよね。
これは落合先生がもっともやってはいけないと言っていた株式比率ですね。
第三者を入れて三分割にしましょうっていってました。
ほぼ半分だしてるのに決定できないかわいそうな比率
2.プレイ勢・未プレイ勢
・プレイ済み
・未プレイ
なんか良い感じで分かれましたね
私は全くやってないので今日はしんちゃんとにくまんおとこさんに
頼る感じですかね。
一応ナンバリングは全部プレイしているのですが、なぜかほとんど記憶に無いし、詳しくもありません。
ただプレイ済みなだけですw
きおくないw
3.ゲームの基本情報
タイトル名(最新作)
発売日
4.メーカー
パブリッシャー
デベロッパー
ムービーシーンなどの制作で、エヴァンゲリオンで有名なカラーも入ってるんですね。
5.配信ガイドライン
この前言ってた(ガイドライン)統合のニュースです
それまでほかのバンダイナムコのゲームとは別に存在していた、アイドルマスターのゲーム実況ポリシーが、バンナムの全体のポリシーに統合されたというニュースですね。
2022年1月26日に統合されましたみたいです。
私たちがこの勉強会でアイドルマスターを取り扱ったのっていつでしたっけ?
去年11月ですね
そちらも気になる方は過去の記事やアーカイブをぞうぞ!↓
そしてその統合されたゲーム実況ポリシーがこれですね
アイマスのゲーム実況ポリシーが踏襲されているので、旧アイマスのガイドラインと同じように「ゲーム実況ってなに?」という部分が冒頭にありますね。
ざっくり要点だけまとめると
・ネタバレには配慮してね(絶対NGというわけではない)
・個人、個人事業主はOK。法人はNG。
・営利目的はNG。プラットフォームが提供している機能を使えば収益OK
・タレントであってもプラットフォームからの収益が直接タレントのもとに入るのであればOK。逆に一度法人が収益を徴収する場合や、法人からの指示でタレントが配信する場合は「法人」とみなす。
なんか「個人」というくくりに寛容で、「法人」に対してはちゃんと相談窓口にお話もってきてねって感じですね
企業的にゲーム実況ウェルカムなんだろうね
6.どんなゲーム?
もうゲーム内容としては、このPV以上でも以下でもないというか。
そんな感じです。
・ジャンル
みなさんの思うエースコンバットの特徴を教えてください!
未プレイの方は質問をしてください!
・特徴(配信中の聞き取りによる)
登場する戦闘機メーカーすべてに許可取ったとかすごいですね。
でも軍用機のメーカーってそんなに多くないですからね
7.ストレンジリアル
「ストレンジリアル」って何でしょうか?
エースコンバットの世界の名前ですね。
架空の世界ですが、そこに住む人たちは自分達の住む星の事を地球とよんだりしています。
ストレンジリアルだけで検索すれば、世界地図が出てきますよ
おお~ほんとだー
ストーリーがあるんですよね?
ありますね。ただ、なんというかすごく複雑で入り組んでまして一言では説明しづらい感じでが、基本的にはこのストレンジリアルと呼ばれる世界にある地球という星の国家間の戦争のだったと思います。
エースコンバット3だけは企業間戦争の話ですが、、、
※詳細に語ろうとすると以下のリンクの文量になります、、、
8.リアル志向だが、遊びやすくしている部分もある
シューティングゲーム?フライトシュミレーター?車で言うとリッジ寄りかグランツ寄りかどっちですかね?
基本はGT寄りだと思います。でもリッジよりのタイトルもあるにはあります。
特に雲やキャノピーについた水滴や雲の中で上下感覚がわからなくなるのがリアルだと
雲の中にずっといると上下の間隔が分からなくなる
航空自衛隊の戦闘機乗りがリアルで仕事してるみたいだからプレイしたくないって言ってましたねw
あくまでシューティングゲームかと。搭載される弾の数がおおすぎます。
そういう部分で遊びやすくしてくれているんですね
9.エンジン音なんかは航空自衛隊に協力してもらって実音収録した
え~。そんな事までしてるんだ。すごいなぁ。
実は3の収録の時、その場に居ましたww
どういう事なの?!www
え、そしてどちら側なの?!www
(チャット欄も騒然とする)
因みに実際のパイロットにやらせたら、「楽」って言ってました
それはそうかもしれないけど、どこが楽だったんでしょうかね
いや、重力が無いからだそうですよ
確かに!VRを観た時もおもったのですが、あとはGだけですよね。
10分の1でも良いのでGを感じたいですよね。
エスコンの機動でGなんて掛かったら、圧し潰されるww
車のシミュレーターでもぐるんぐるん回してG再現してますもんね
そのうち出るかもしれませんね。
家庭用のコックピット。700万円くらいで。
VRだとコックピットから首だけ動かして敵機を補足してってのがリアルだしパッドでは超えられない壁を感じました
10.毎シリーズ、トンネルを潜らされる
飛行機を操作して、トンネルを通過するシミュレーションゲーム
なんか毎回トンネル潜らされたり、橋の下をくぐらされたりするんですよねw
エスコン出身の戦闘機ゲーマーは兎に角変態さんが多いよね(褒め言葉
エスコン出身者はBFでも意味なく隙間をくぐりがち
なるほど!確かにバトルフィールドでたまにいますね!色んな所を潜る方。
彼らはもしかしたらエースコンバット勢なのか~
11.『エースコンバット7』の空
技術よりの話ですが、こんな記事がありました
この「trueSKY」というシステムを使って、空を表現しようとしたんですね
しかし、この「trueSKY」というシステムだけでGPUリソースの6割を使ってしまっていたので、このシステムを最適化するために魔改造したみたいですね
実際プレイしてみると本当にすごくて、雲の下は陰になっているので暗いのですが、雲の中に入って、どんどん上昇していくにつれて明るくなっていき、突き抜けると今度は眼下に真っ白な雲海が広がっているという感じで、飛んでるだけでも気持ちが良いですね。
この記事のスライドの画像の中にある「クロスモーダル」というのは認知心理学の言葉ですね。
例えば、かき氷って味によってイチゴ=赤、メロン=緑とかで色が違いますが、あれは実は全部同じ味っていう話で、同じ味なのに、色がついていると人は勝手にイチゴ味だなぁと思ってしまう。これを「クロスモーダル現象」といいます。
つまり「ある感覚に刺激を与えると、別の感覚にも影響が及んでしまう」効果のことです。
エースコンバット7では「雲」の視覚情報をより精密に再現する事で「触覚に影響」を及ぼそうと頑張ったということですね。
12.「犬. jpg」
あくまで憶測なのですが
動画で見た方がわかりやすいですかね
ほんとだ!w 全然動かねぇ!
昨日プレイした部分だけど全然気にならなかったのに!
犬が1枚絵で全く動かないっていう
実写ってこと?w
気がなびいてるように見えたけど暑さの波打つやつか
ワンカット前の犬の鳴き声と、それを目で追うお姫様のカットが地味に効いてるからでしょうか。プレイしてたときは全く気づきませんでしたね。
13.「ゲームはリアルなほうがいいのか?」という記事にエースコンバット7の名前が上がる
こんな記事もありました
なかなかがっつりな記事ですが
記事の内容的にはリアルに寄せたゆえに車が高くて手に入れるまで苦労するとか、エスコンだと気候によって難易度があがるって楽しみを損なう場合があるのはどうか、みたいな内容でしたね
しんちゃんはどう思いますか?
開発会社にもそれぞれ得意な分野があるので、「うちはうち、よそはよそ」って感じでいいんじゃないかなと思います。作りたいものがそもそも違うかなと思うので。
なるほど。
スーパーマリオにはレベルないやろっていう話ですよね。
レベルはただの報酬的な意味合いしかないのかもしれませんね。
それもプレイヤーの好みかなとも思いますが、個人的には別にリアルじゃなくてもいいかなと思いますね。
表現したい世界観によるわな
エースは挙動面でいい意味で嘘が上手いですよね、映像はリアルなんだけどあくまで気持ちよく動かせるように配慮されてる
実際リアルで出来ない体験をしたいですから、私はどちらかと言うと肯定派ですね。
リアルかどうかはジャンルの話でしかないと思いますね。良い悪いで語るものじゃないと
そうですよね。
ゲームはゲームとして楽しんで、リアル拠りなものは、それこそ現実と見紛うような綺麗さで体験したいね
視点とかもそうですよね、3人称視点なんて現実的にあり得ないですからね
以前、レベリングについて否定し「プレイヤースキルでクリアできるゲームの方がおもしろい」というような発言をした方もいましたが、それはそれで議論の起爆剤になって良かったのですが、最近はこういうそれぞれのゲームに対する想いがありますよね。
なるほど。スーバーマリオにはレベルないやろっていう話ですよね。
レベルはただの報酬的な意味合いしかないのかもしれませんね。
ゲームとして楽しむか、現実に準拠したゲームとして楽しむかって話ですね。 それらを如何に分けられるかです。
14.感想
エースコンバット7を今プレイするのですが、まともに制御するのも一苦労、敵機を追いかけるのも大変。
でもサポートが充実しているのでそれなりに進められているのですが、
給油と離陸と着陸が一番難しいゲームです。
そのくらいリアルなのでぜひ楽しんでください。
空中給油は確かに難しいですよね、離着陸や空母の発艦着艦、それらもエースコンバットの醍醐味ですよね。
空母に着陸する時に、空母の甲板ギリギリに着陸するとか善いよね!
最初に我が家にやってきた家庭用ゲームがPSoneとエースコンバット2だったんですよね。思い出深いです。
最近プレイしなおしてみたいのですが、最近のゲームとしてはすんごい地味なんですよね。僕は好きなのですが、新作が出てくれるのはうれしいのですが、本当に現代で受け入れてもらえるのかっていう不安があります。
でもシリーズで一番売れたのがエースコンバット7っていう要素もあるし、新作が出たらどっちに転ぶんだろうって気になってます。
あと、ミッションコンプリートした後に遊んでると墜落してもう一回最初っからって結構エースコンバットあるあるですよねw
今日は、ほとんど聞いてるだけだったのですが、戦闘機にのって操縦するゲームって他にないのでやってみたいなと思いました。
ストーリーも気になりました。もう少ししらべてみようかなって思いました。
リアルと、デフェルメの違いみたいな話にまで広がって面白かったです。一回触ってみないとなと思いました。
いくらで売ってるか気になって調べたら、7のVRの体験版あるようなのでやってみようかな
リアルとゲーム的な快適さをどこまで擦り合わせるかって面で見るとすごくよくできてる作品だと思います
全く未経験ですがトップガンマーヴェリックを観た今の僕はプレイしてみたい気持ちがかなり湧いてきました(笑)僕もトムクルーズになれるかな…w
エースコンバットを振り返ることができてもう一度プレイしたいと思いました。新作も作っているとのことなので発売されたら速攻でプレイしたいです。
全く知らないゲームでしたがどんなものか輪郭が掴めたので良かったです
最新作の7をやってみたいと思いましたが、Steamで割引セールが終わってしまって、しょぼ〜〜んってなっております。うん、いつか買おう。
ゲームが進むにつれて周りがエースパイロットとして上手に持ち上げてくれて自分の実力が上がっているっていうのを実感できますよね
メーカの、リアルとポップのジレンマは大きいなと思いました(どこまでリアルにするとか) VRと相性の良いタイトル?なんで今後の展開が気になります。 また、犬.jpgのくだりがありましたが、ゲームをやっていて気づかせないような要領削減的な努力も意外と重要かなと思いました。
本当にこれナムコが作ったの?って思うほどリアル志向の強いゲームですが、 要所でやっぱりナムコだわ~って部分もあるゲームですね。 このゲームがどんな人に刺さるのかは、今の時代では全く予想できない時代なので、 一回は触ってほしい作品でもありますね。
私はVRはあまりやらないのですが、エースコンバットはやってみたいなと思いました。
VRはシミュレーションとの相性がそもそも結構いいというのもあり、さらに相性がよさそう。
クロスモーダル現象の話もありましたが、これから良い意味で侵襲的なゲームがもっと作られていくのかなと想像すると、楽しみですね。
また、例えば、シリアスゲームを考えたとき、一度壁にぶつかるんですよね。
チョコレートかけのブロッコリー美味しくないというやつです。 でも、面白いものを作ろうと追及した結果、シリアスゲームになってるというゲームが偶にあるんですよね。
エースコンバットもその一つかなと思いました。そしてそれをシリアスゲームに積極的なナムコが作ってるというのも、面白いなと思いました。
ここで、本日の勉強会の軸となり支えてくださった視聴者さんから長文の感想をいただいていますので、ありがたくご紹介させていただきます
長文になります、、、
エースコンバット、一言で表すならば戦闘機を操り戦争においてプレイヤーを勝利に導くゲーム。
プレイヤーが操作する戦闘機は、現実に存在するものから、オリジナルの架空機体含め多種多様である。
また味方機体や敵機、敵対勢力等に拠る発言に拠って、数々の名言(迷言?)も生まれた。
「●●が終わったらプロポーズするんだ!」等と、死亡フラグ云々も恐らく、、、 最初のシリーズから、スキマニアを生み出す程の狭い・細い・高度が低いステージが用意されており、巧みな、ともすれば変態パイロットの数々を世に解き放ってしまった。
結果として、エスコン好きは隙間を高速で抜けたり、橋の下を高速で潜り抜けたりしたがる。
戦闘機の操作が巧いと、どうやら他のゲームの戦闘機系も操作が卓越しており、隙間抜けや極低空飛行や背面飛行、●●縛り等変態機動を執りたがる傾向にあるようだ。
次回作は全てにおいてVR選択肢が追加されれば更に満足した体験が出来ると思います。
総じてとても楽しめました! ここまで長文失礼しました。
ありがとうございます。
ちなみにですが、絶対エースコンバットの変態(誉め言葉)ですよね?w
エスコンには100万以上使ってしまった過去があるので、熱の入れようは避けられない。 かつて、INFINITYというF2Pがあり、出撃する度にお金が羽ばたいていき、ランキングトップに立つ為に諭吉が羽ばたいていきましたね、当然何度かトップを執りました。
やっぱりすごい人だったw
ただ残念なことに、INFINITYの備蓄燃料、課金し過ぎて、運営終了までに遣い切れなかったんですよねーw
100万円以上つぎ込んだガチンコのファンと、エースコンバット3の音収録に立ち会った関係者がいるという、とても良い放送でしたねw
色んな意味で凄い放送になりましたねw
次回 研究予定のタイトル
2022年7月16日(土)「風のクロノア」
次回は風のクロノアをみんなで調べる予定です。みんなで調べている様子はふみいちのTwitchチャンネルで配信していますので気軽に遊びにきてください
以降のスケジュール予定(急遽変更される可能性もあります)
2022年7月23日「ロックマン」
2022年7月30日「幻想水滸伝」
2022年8月6日「ゼルダ」
2022年8月13日 未定
2022年8月20日 未定
2022年8月27日「ぼくのなつやすみ」
近藤史一ゲーム研究会では
一緒に "ゲーム研究" をしてくれる仲間を募集中です。
ゲームをただプレイするだけではなく、ゲームをプレイする以外の価値を探して、自分たちの仕事や生活に役に立てる事を目指しています。
もちろんただ "仲間に入りたいな" "ふみいちを応援したいな" という方も大歓迎です。
近藤史一/ふみいち
1985年,愛知県生まれ。ネットタレント兼社会人学生。2008年に日本で初めてゲーム実況のマネタイズに成功。2009年にゲーム実況専門の映像制作プロダクションを立ち上げ,2019年までゲーム実況番組の制作と出演に携わる。ゲーム実況のメーカー公認化を推し進める取り組みや,ゲーム系オンラインサロンを主宰し東京ゲームショウにブースを出展するなどの活動を行う。現在は杏林大学で臨床心理学を学びつつ,日本デジタルゲーム学会広報委員を務め,自身の立ち上げたオンラインサロンにてゲーム研究に取り組んでいる。
※記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。
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