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形の中で最も優れた形を決めてみた

どうも、ふくだです。

さて、大好評(?)の評価シリーズ第三弾です。
今回のお題は「形」です。
第一回「一週間大賞」はこちら
第二回「指大賞」はこちら

世の中、四角いもの・丸いもの・三角いもので構成されているといっても過言ではありません。

そんな、世の中を支配している形、

四角、三角、円

この三つの形を評価したいと思います。さて、この中で一体誰が栄えある「形大賞」をゲットするのでしょうか!?

まさに三者三様、史上最大の大激戦となることうけあいです!!みなさんは誰が勝つと思いますか?それともどうでもいいですか?目を丸くしたり三角にしたり四角にしながらご覧ください。

引き続き、評価シリーズにはあらゆる突っ込みは禁止です。それでは、どうぞ!!

四角

四角形とは、4つの頂点と辺を持つ多角形の総称である。方形(ほうけい)ともいう。

政治(政)・行政(官)・経済(財)・ジャーナリズム(報)4者の支配者連合を鉄のスクエアと呼ぶことからも連想されるように、四角とは調和を表す重要な形である。

ほら、世の中、四角なものはたくさんある。みえるもの、ほとんど四角だ。

本、デスク、ディスプレイ、布団、窓、マンション・・・・

そしてどれも、不思議と安定していて安心感を与えてくれるのだ。僕らは四角形を見れば安心し、四角形は世を支配している。

しかし、安定だと思っているものに限って不安定が潜んでいるものだ。一つでも欠けたらすぐにバランスを崩し崩壊してしまう。

芸術性は若干他の形に劣り、謎も少ない部分はマイナス評価だが、人々の生活に密着している四角形の評価はまあまあ高いものとなった。

そんな四角形はまるで、いつ裏切るかわからない存在だったのに気がつけば頼りになる仲間になっていた「幽☆遊☆白書の飛影」のような存在だろう。似てるけどベジータではない。え?わかりにくい?いいんです、わかる人にわかれば!

おすすめ度:★★★(3pt)

三角

三角形は、同一直線上にない3点と、それらを結ぶ3つの線分からなる多角形。

パスカルの三角形、ルーローの三角形、カニッツアの三角形といった数学的にも非常に興味深い
図形である。

夏の大三角形(デネブ、べガ、アルタイルを結んだ三角形)、冬の大三角形(プロキオン、ペテルギウス、シリウスを結んだ三角形)なんていうおしゃれな三角形もある。

ピラミッドからもわかるように、三角形はバランスのとれた非常に美しい形である。

三角形は今まで述べてきた学術的意味合いだけでなく、3つの角には特別な意味が重ねられて考えられてきたという神秘的なものも兼ね備えている。

大地と水と空、父と母と子、現在と過去と未来、キリスト教的には父と子と聖霊など。

これ以外にも3という数字で表されるものは多く、それこそ際限なくいろいろな意味を重ねることができるだろう。

その例として、オグデン&リチャードの「意味の三角形」というものがある。これは、コトバの意味を(1)「記号」(2)『意味』(3)《モノ》の3個の要素に分けて理解するというものである。

たとえば、「コップ」いうコトバの意味は、
(1)「コップ」という記号
(2)その記号によって相手に伝えたい意味内容としての『コップ』
(3)私の目の前にあるモノとしての《コップ》
という風になる。

む、むずかしい・・・。つまるところ、あらゆるものが三つの意味を持っている、ということである。はずだ。

しかし、一方で三角形にも弱点がある。競馬、競艇、競輪の予想では「大穴」にあたり、一般的にも「いまいち」的な意味合いの記号で使われる場合が多い。通信簿では、三角が多いとがっかりする諸君も多い。はずだ。

だが、弱点といえばそれくらいで、親しみやすくすばらしい形である。たとえば、コンビニで売られているおにぎりは三角形が多い。これはのりがパリパリで食べられるための工夫であったり、手に持ちやすく具も入りやすいという利点があるためである。

美しく均整のとれた形であり、すばらしいところが多い三角形は予想を覆す高評価となった。そんな三角形は、美しく、かわいく、面白く、でもちょっと不健康そうだけど、でもやっぱ健康そうで、あらゆる演技が出来る「中谷美紀」のような存在だろう。ん?わかりにくい?いいんです、わかる人にわかれば!

おすすめ度:★★★★☆(4.5pt)

円とは、平面上のある点Oからの距離が等しい点の集合でできる曲線のことをいう。数学以外の分野ではこの曲線のことを「丸(まる)」という俗称で呼称することがある。

九点円の定理、六点円の定理、パスカルの定理、フォイエルバッハの定理等の定理があり、数学的にも非常に重要な位置に属する図形である。

古代から様々な図形が魔術、妖術、まじないと呼ばれる類のものに用いられてきたが、その最も古いものは円であるといわれている。

円は偉大なる太陽、生命の種たる卵、巡り来る車輪、神秘的な力をもつ眼などを象徴する事からも、神秘的な力を持つ図形であることがわかる。

円のもつ役割というのは非常に重要で、それは「丸み」という言葉で表現されている。

四角に負けず劣らず、円で世界は埋め尽くされていて、むしろ大半は「丸み」を帯びたものである。また、円は無限や平和を表す心の広い図形であり、おっかさんのような存在である。

記号的な丸は「いいんじゃない?」的意味を示すことからも、円はいいイメージをもたれていることがわかる。

円で忘れちゃいけないのが、「円周率」の存在である。みなさんの中にも小さい頃、何桁まで覚えられるか挑戦した方はいらっしゃるとおもうが、
この円周率とは本当に謎の多い数で、実にいろいろな分野で必要とされている数である。

オイラーの法則、ガウス積分、スターリングの公式、エルゴート理論、ハイゼンベルクの不確定性関係、一般相対性理論のアインシュタイン方程式、正規分布の確率密度関数、Buffonの針の問題・・

とにかく、本当に円周率はすごい。そんな円周率に見せられ、円周率の暗唱に挑戦し世界記録をつくった日本人がいる。その名も、原口證さん。2009年に10万桁までの暗唱に成功したらしい。すごい。はずだ。

そんな不思議で神秘的、かつ温かみもあって重要な役割を果たす円の評価はなかなかいいものとなった。ただ、ちょっとマニアックかな、というところから、最高評価までは届かず。

そんな円は、みんなに愛され、多くのメッセージを残してきた宮崎映画の中でもちょっとコア。でも温かみあふれ、神秘的なファンタジー名感じがする「紅の豚」といったところだろう。あれ、ちょっとわかりづらい!?いいんです、わかる人にわかれば!

おすすめ度:★★★★(4pt)

というわけで、栄えある「形大賞」に選ばれたのは・・・

三角

でした!おめでとうございます!いやーこの結果には、前回の小指先輩の優勝に引き続き驚かされました。だって、あの四角と円を破ったんですよ?アンビリーバブルや。

三角さんに感想を聞いてみました。

三角さん『どうも!さんかくです!このたびはあざっす!僕の大好きなポリンキーも三角形です、やっぱ三角すごいんですよ。美味しいものは大抵三角形だって可能性もありますよね。って言い過ぎか!トライアング〜ル!』

決め台詞のトライアング〜ル!も出ましたね。

みなさんも、だめだとおもっても最後まであきらめないで頑張ってください。結果がどうなるか、なんて最後にならないとわからないのです。
途中であきらめなければ、何か起こるかもしれないのです。そう、三角のように。

それでは今回はこのへんで!次回の評価シリーズもお楽しみに!

んちゃ。

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