朝の公園
婚前200日世界旅行、我々は現在ウクライナの首都キエフに来ている。
キエフに来てから早起き+朝ランをしている。
9キロの朝ランの後に、キエフの市庁舎から歩いて5分のところにあるタラスシェフチェンコ公園に来ている。
清々しい朝だ。
ウクライナに来てからずっとどんよりとした天気が続いていた。やっと晴れてくれた。
こんな快晴は初めてだ。
走っているとあまり感じないが、こうして歩いてみると、キエフの寒さを痛感できる。
早朝は氷点下になる。
汗をしっかり拭き取りながら、気持ち早足で公園に入った。
こちら市民の溜まり場、タラスシェフチェンコ公園で、入念にランニングの後のアフターストレッチをすることに。
太もも、ふくらはぎを入念にストレッチ。
首や上半身もしっかりストレッチ。
最後は大きく三回深呼吸した。
公園の奥に向かって歩いていると何やら黄色服を着た集団を発見した。
なんだ、なんだ。
興味津々に近づいていく。
すると、テンポの良い音楽も聞こえてくる。
公園の真ん中の大通りにスピーカーを置き、高齢者の方々が早歩きをしていたのだ。
どうやら、地元の高齢者の方々が朝早くから運動をしているのだ。
あるおばさんのジャケットには「Be healthy 」と書かれていた。
私も彼と混ざって少し早歩きしてみた。
おじさん、おばさんと目があった。
軽くお辞儀するとと、ニッコリ笑ってくれた。
中国では朝に太極拳をしている高齢者、スペインでは朝にゲートボールを楽しむ高齢者を見たが、この集団でのミュージックプラス早歩きは初めての光景だったので凄く新鮮だった。
みんな朝から良い表情だったな。
公園を更に奥に進むと中央にタラスシェフチェンコの巨大な銅像があった。
彼は農奴制に反対したウクライナの詩人・画家である。
彼の視線の先には、タラスシェフチェンコ記念キエフ国立大学もあるのだ。
真っ赤で美しい校舎だ。
入口には、彼の略歴も。
こちらの大学にはキエフの富裕層の息子・娘が多く通っているとのことだ。
公園に屯する学生達の服装を見ればすぐわかる。
ヴィトンやグッチといった高級ブランドの服やカバン、靴を見にまとっていた。
どこの国でもいらっしゃるな。
公園で人を観察するのは本当に面白い。
その土地で暮らす人々の生活を見ることが出来る。
朝から良い汗かいて、ローカルモニタリングもできたので、帰ってシャワー浴びよっと。
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