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【草津市・栗東市】でも備えておきたい地震・防災対策|便利ツール2位はハザードマップ、1位は・・・
こんにちは。住宅コンサルタントのならざきです!
フィックスホームは、大津市・草津市・栗東市・守山市周辺で、高気密高断熱の省エネ・エコ住宅を建てる工務店です。
動画でもご覧いただけます。
滋賀県でも、2019年には、台風19号による倒木、水害、風災がありました。屋根が飛ばされたり、道路が遮断されたりと各地で被害が報告されていましたね。
そこで今回は、備えあれば憂い無しという賢人の言葉に従い、災害の全体像を言語化し、心と現実の準備に当てたいと思います。
大きく分けると二つの対策がある
住まいに対しては、二つの対策があります。それは、住む前の対策、そして住んだ後の対策です。今回は、住む前に注意し準備したい事、住んだ後に注意し準備したい事をお伝えしたいと思います。
一番大切なことは、災害の少ない場所に住む事
いろいろ調べていると、一番大切なことは、当たり前なのですが災害のない場所に住むということ。しかし、災害が全くない場所というのは、現実的には、日本にはありません。なので、できる限り少ない場所や可能性として低い場所を検討することになります。
これから、土地を購入する人やアパートを借りる人は、ハザードマップを確認するなどして、可能性の低い場所をまずは調べることから始めると良いです。ハザードマップなどは、のちほど伝えていきます。
災害が少ない場所の見つけ方は?
実際に、災害が少ない場所とは、どのような場所なのでしょうか?
津波と浸水のないところ
まず、津波と浸水がないところ。海に接していない県の滋賀県は、津波の心配はないですが、川の氾濫の心配はあります。琵琶湖に関しては、何年も前から湖岸で工事が行われているので、大きな心配は少なくなってきていますが、水があるという事は、川が多いということになりますので、河川に違い場所で家を建てる場合には、注意しなければなりません。
僕は、滋賀県に生まれ育ってから50年弱ですが、比較的、滋賀県は全国的に見ても大きな自然災害は少ない方だと感じています。
ですが、地震をはじめとする自然災害は、いつ、どこで発生するか分かりません。年々、各地で発生する災害の規模が大きくなってきていますから、気を付けなくてはなりません。「災害は、忘れた頃にやってくる」とは、よく言ったものです。これまでが大丈夫だったからと言って、将来の保証は何もないのです。
災害の中の一つ、「浸水」については、ハザードマップを使うことで、ほぼ、どの場所が、浸水するのか?わかります。そういう意味では、浸水は、住む場所を選ぶ段階で避けておけますし、対策として成り立ちます。
地震被害や土砂災害の少ないところ
地震災害や土砂災害にも、種類があります。大きなもので、注意したいのは・・・
崖崩れ
地滑り
土石流
これも、各市町村のハザードマップと、重ねるハザードマップで、どの場所に、どのような土砂災害が起こるのか?を予想することができ、ほぼそのような災害が起きるそうです。
滋賀県の場合は特に、大津市や高島市を中心に湖西方面に断層(花折断層)があります。また地形として琵琶湖から比叡山までの距離短い。さらに平坦地が少なく斜面に住宅が建っている場所も多く、土砂災害警戒区域や特別警戒区域の指定エリアもありますので注意が必要です。
リンク>>>災害に強い土地の探し方~土地選びの基礎知識(1)
リンク>>>地盤の強さをチェックする方法~土地選びの基礎知識(2)~
しかし、こればかりは、地震の起きない場所を見つけるのは不可能です。あえて注意できるとすれば、地震による火災でもらう「隣家火災のもらい火」です。
ここでの結論は、地震の少ない場所を草津市、栗東市では見つけることはできない。しかし、住宅密集地や、地震後の火災による被害が多いことが予想される、古い住宅のたくさんある所は、対策が必要になるということです。
それぞれの場所で、どのような住宅を建築するのか?
つまり、特に地震については住宅の耐震性などで対策することが重要だということです。
地震に強い丈夫な建物にする
草津市でも栗東市でも考えておきたい、防災地震対策で重要なのは、地震に強い丈夫な建物にすることです。地震に強い住宅については、ルールがあり、家づくりセミナーや過去の記事などをご活用ください。ここでは、住んだ後にする対策について話をしていきます。
リンク>>>地震から命を守る家とは?後悔しない耐震リフォームのコツ
住宅に住んだ後にする対策について
住宅に住んだ後にできることは、次のようなものです。
部屋の安全確保をする
まず、部屋の安全を確保することです。特に、本棚が倒れるのを注意したいです。また食器棚の中の食器の飛び出しも注意したいところです。本棚を固定する装置や食器棚の扉が開かない仕様にするなどの対策ができます。
部屋の中に備えを持つ
また、部屋の中に、懐中電灯があると便利です。これは、夜中に地震が起きた時にも対応できます。
防災地震対策の便利なツール
便利ツールとしては、何と言っても、ハザードマップと重ねるハザードマップです。
ハザードマップポータルサイトに行っていただき、知りたい住所を入れていただくだけで、重ねるハザードマップに飛びますので使用することができます。
これは、便利ですので、このページを読んでいただいている方で、まだこのサイトを知らなかった人は、ぜひこれを機会に一度このサイトを使ってみて下さい。
防災のための備蓄
備蓄については、色々な考え方があると思います。新型コロナで多くの方が実感しましたが、マスクなど必要なものがなくなると、それが再度流通するのに時間がかかります。
いざという時に、買い占めない為にも、日頃から必要と思われるものは、最低限持っておく、あるいは代替え品を作る技術を持っておく、ことが必要です(今年は、マスクを作る文化が生まれました)
インフラ代替え品
ここでは、インフラの代替え品をあげてみました。次の通りです。
電気(発電機)
ガス(ガスコンロ)
水道(ペットボトルの水)
トイレ(非常用トイレ)
なんとなくイメージしておけば、準備はできると思います。
生活物質
災害の時に一番困るのが、やはり食料かも知れません。
水
食料
日用品
これについても、普段から家族がどのようなものを、どのくらいのサイクルで消費するのか?を確認しておくことも重要です。また置き場所についても、災害時に家族が揃っているという時ばかりではありません。全員が置き場所を知っておくということも大切です。
最後に
今回、改めて安全な住まいの全体像を確認しました。
1.住む場所、土地の場所
2.丈夫な建物と室内の安全対策
3.避難計画と道具の準備
4.防災備蓄と被災生活の準備
この4点の全体像が見えました。
そして、一番大事なことは、最悪をイメージしておくこと。そして、何が必要で、どのくらい使うのか?をイメージしておくこと。
最悪をイメージしておけば、災害地震が来た時にも、パニックになってトイレットペーパーを買い占めることもないと思います。
日頃から、イメージしながら、楽観的に生きるようにしたいものですね。
それでは、また~^^/
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リンク>>>新型コロナウイルス感染症拡大防止と予防に関する対策とお願い