
食の【正欲】
「言葉は思考の衣装である」というサミュエル・ジョンソン博士の言葉がある。これも好きな言葉のひとつだ。
最初にコ・ス・パ最重視の人種の方とは、残念ながら永遠に理解し合う事が出来ない、それでも読み進めたい方は読んでいただきたい。
何度もコラムを書いているか、WAGYUJIROが好きである。ラーメンに10,000円も出すなんて、馬鹿げている。正気の沙汰ではないと言った意見が存在する。
確かにWAGYU JIROは高い。しかしそれは、すべての材料で、最高のクオリティを追求しているからなのだ。
そして、提供しているWAGYU MAFIAはクオリティに強いこだわりを持つ企業だ。かれらの品は相当に高価である、高く売ることを目論んでいるわけではない。最上のものを追求した結果、この値段になっただけだと思っている。
例えるなら、No Substitute。代わりがない、唯一無比の存在だ。
作り手のシェフのコラムの一部の抜粋した言葉だ。
和牛の生産には4年かかるし、使っている醤油は5年かかるし、お酢なんていったら8年もかかっている。そしてそれを管理している人のコストが時間経過と同じだけかかるという産業だ。
完全版は下記を
何度も言っているが、安い物には訳がある。高級な物には物語がある。
しっかりと価値があり、手に入りにくい希少な物を、気持ちよく提供されれば、フェアに評価する。
それが、筆者のスタイルだ。
料理とはゼロから始めて、歴史の一部となるものを作ることができる事だ。作り手が死んでも、作ったものが残る。
そんな事を言っていたら、また猛烈にWAGYUJIROが食べたくなってきてしまった。
冒頭の画像は、期間限定でリリースされたWAGYUJIRO 味噌だ。