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リサーチ系AIエージェントによる自動検索時代の到来。最重要施策は採用広報となるのでは?

こんにちは、あるいはこんばんは。
人・組織の困ったをハンズオンで解決に導く人事支援サービス」を提供している FiVE Inc. 代表の泉谷(@Show_Iz)です。

ご存知過ぎる書き出しになるんですが、SNSや(採用広報的な)Web記事、転職サイト、人材エージェントなど、求職者が企業の情報を入手する手段は多様化が進んでいます。

さらに最近では、リサーチ系AIエージェントによる自動検索が急速に進化し、かつ、ユーザーもじわじわと広がりつつあり、おそらく近い未来にはスタンダードになる気配を感じます。

求職者がAIを活用して情報収集することがスタンダードになった未来では、企業はリサーチ系AIエージェントによる検索を見据えた適切な「採用広報」や「採用マーケティング」を実施しなければ、自社を知ってもらう機会さえ失ってしまうという深刻な状況に陥る可能性があり、情報発信の重要度はこれまでとは比較にならないくらいの水準に高まっていくはずです。

採用活動、とりわけ採用に関する情報発信手段の大黒柱となる「採用広報」については、この2025年は大きな転換点となりそうなので、備忘録的にいま感じていることをシュッとnoteに残しておこうと思います(もはや周回遅れの可能性すらありますが…)。

ここまで書いてきたことについて「あんまりイメージ湧かないな」という方は、試しにリサーチ系AIエージェント(Genspark Autopilot AgentやFeloなど)で自社についてリサーチしてみてください。

  • どんな情報がリサーチされました?

  • リサーチされた情報は古くなかったですか?

  • その情報は求職者に知ってほしい情報でした?

いまやAIは検索エンジンのみならず、SNSやアプリ内の動線にも深く組み込まれています。それにより求職者はリサーチ系AIエージェントを利用することで、シュッと企業情報を集められるようになっています。

こうした状況下で企業が注目すべきは「自社情報について、リサーチ系AIエージェントにどう拾われるか」という視点です。自社情報がAIのアルゴリズム?に正しく評価 / 分類されないと、転職を考えている方に見つけてもらい、適切に知ってもらう機会を逃してしまいます。

これが、冒頭で書いた「情報発信の重要度はこれまでとは比較にならないくらいの水準に高まっていく」の背景となります。

じゃあ、なにからすればいいのか?
…わたしもまだ明確な解は持っていません(紋切り型)!

ただ、AIによる情報収集は多角的な要素 / 情報を総合して評価が行われるらしい(ググったりして調べました)ので、まずは以下の対応から備えていくといいのかもしれません。

  1. メタ情報の最適化
    生成AIが自動的にテキストを要約する際、メタディスクリプションやタグ情報が重視されることがあるらしいので、自社HP内の募集要項ページや求人サイトでメタ情報を充実させる&最新化し続ける

  2. 発信する情報に一貫性をもたせる
    ブログ、SNS、プレスリリースなど、複数のチャネルで発信している情報に一貫性を持たせる。AIが相互参照した際に「情報の整合性」が評価されるケースがあるため

  3. 口コミ / 評判のモニタリング
    リサーチ系AIエージェントは口コミサイトやSNS上でのコメントも拾ってくることもあり、即戦力人材ほど企業の評判や実際の働きやすさをシビアにチェックする傾向がありますので、口コミサイトやSNS上でのコメントを定期的にモニタリングする(…ネガティブな口コミや投稿を発見した場合は本質的な組織改善等が必要になるのでまずはモニタリングまで)

  4. 企業情報に関するコンテンツの作成 / 発信
    採用広報上の情報発信といえば社員インタビューがよくあるコンテンツですが、それに加えて日常の働き方や具体的な業務プロセス、プロジェクトレポートなどより地に足のついた具体的な情報を発信し、Web上に存在させることで、AIによるテキスト解析にもプラスに作用させる

  5. 定期的なセルフリサーチ
    リサーチ系AIエージェントが自社をどうリサーチしているのか定点観測を行ない、状態を把握しながらさらなる対応を考える

AI周辺領域は日を追うごとに進化を続け、一説によると今後ローンチされるChatGPTの「o3」はIQが145を超えるとのことで、もはや1年後がどうなっているか微塵も予想がつかない状況といえます。

そんな状況下で確証もないことをダラッと書いてきましたが、それほどピントはズレていない気はするので、まずは足元の「採用広報含めた情報発信戦略/戦術」を見直し、「リサーチ系AIエージェントによる自動検索時代」に備えていきましょう!

というわけで最後に宣伝です。
採用広報について、FiVE社では戦略/戦術立案だけでなく、ロードマップに落とし込んで実際にコンテンツを作成するなどの実務経験も豊富にあります。「リサーチ系AIエージェントに自動検索される」これからの時代に備えて情報発信 / 採用広報を強化していきたい企業さまがいらっしゃいましたら、ぜひ下記お問い合わせフォームからご連絡くださいませ!

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最後までお読みいただき、ありがとうございました 🙏


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