年始の彼くん、少しだけ
【1900字くらい】
またしても下書きを持て余してしまっていました。短いですが、どうぞ。
1月1日(日)
例年通り、ジャニーズのカウコンで年越しをした。
近くの神社に彼女を誘うとOKと返してくれたので初詣に行く。おみくじは二人とも小吉だった。
甘酒がとても美味しかった。普段はパックのめためたに甘くしたやつしか好まなかったけれど、ほんのりな甘みが良かった。
帰って初日の出を見るべく寝る。
が、二日連続で動くのはやっぱり難あり。
9時ぐらいに一旦起きた。彼女は寝ている。
掃除の残りをやろうとは思ったけれど、彼女の寝息には勝てず。こたつで寝た。
夕方になって彼女が起きてきたのは覚えてるんだけど、特に何をするでもなく自分はまた寝た。
彼女はソシャゲの新年イベントの通話で盛り上がっていたような。
1月2日(月)
仕事始め。昼前から訪問が入っていたのでギリギリまで寝ており朝活ならず。
多少、西に東にと振られたが、なんとかまぁこなせる距離で移動した。
帰ったら彼女は通話をしていた。
いよいよ母親から連絡がこないので、年賀状の具合をききに電話する。案の定手付かずとのことでノートPCを持って実家へ向かう。
両親が秋にコロナに感染する直前に行ったきりだった実家に帰省した。母親の希望に沿って画像などを取り込む。
そしてまさかのはがきがない、ということで明日の仕事終わりまでに買うようお願いする。
家に戻ると彼女は物書きをしていた。今度の文学フリマで無料配布をするらしい。
短い話とはいえ佳境になるとタバコが欲しくなる、と一本吸っていた。
実家でもらったパンをはんぶんこして食べた。
そろそろということで寝る。
1月3日(火)
彼女のアラームで奇跡的に布団を出ることができたので、嬉々として朝活をする。コンタクトもばっちり入った。
そんな早くにアラームをかけてどうしたのか聞いたら、散歩に行きたかったとのこと。出勤後に行ったのかは分からない。
今日は移動距離は少なめで細かく刻むタイプの訪問。お昼に2時間弱も空きがあったので、スタバ始めと称して座席でウトウトした。
無事に仕事を終えて、実家へ年賀状の印刷をしに行く。手土産を色々と持たせてくれた。
「今年は年内に出そうね」が合言葉。
22時頃に帰ると、彼女は原稿ハイな状態だった。原稿が大詰めな様子。そして喫茶店に行きたいと言い出した。
少し話して引いてくれるかとも思ったがそこはさすが原稿ハイ、行く気マンマンだ。
テンションは長く付き合ってなければ分からないほどに高い。日中寝てたからかもしれない。
歩いて24時間やっている喫茶店に行く。三が日の最後で店内は賑わっていた。
自分の書き物を少ししつつ、彼女の話を聞く。
1月4日(水)
日付が変わった頃に「明日は仕事だしね」と言ってくれた。もう一度初めから読んで帰ると言ったものの、自作を語らせるとなかなか止まらない。
自分が言葉より感覚で書き物をするので、見ていて面白いなぁ、今日朝起きれるかなぁと思いながら見ていた。
1時ごろ布団に入って、YouTubeを見ないならいつも寝入る時間だなと思い出して寝た。
朝活は失敗。iPadのアラームを止めて二度寝をしてしまった。
仕事には遅刻せず、西に東に訪問した。
寒くて寒くて頭が回らず、この日記の入力もままならなかった。
ドラッグストアに寄ったがお目当てのものがなくて、ダラダラと買い物をした。ポイントデーだからいいのだと言い聞かせて、ミロを買った。
帰ったら彼女は寝ていて、色んな夢を見たようだ。
こたつに昨夜書いていた小説を冊子状にしたものが置いてあった。
ラーメンに野菜を入れて煮込んだ。
彼女が「袋ラーメンは兵糧攻めにあった時ぐらい」と言っていたので恐る恐るだったが、おいしく食べてもらえた。
FF7の話やら藤井風の話しやらをした。
コンタクトをつけたままシャワーをしてしまった。爪を切ってなんとか眼から取り外した。
彼女が寝入ってから、少しだけYouTubeを見た。
1月5日(木)
朝活失敗。iPadのアラーム音を順番に試している。そしてスヌーズを押さずに二度寝してしまうのだ。
彼女は寝ていたのでこっそりコンタクトをつけて出勤する。
仕事は朝の分さえこなせば、という感じだったのでお昼の空き時間にこれを打ち込んでいる。
その後
彼女が入院に向けて禁煙をすることになった。
全身麻酔に影響が出るためだったか。
同時に彼女がメンタルクリニックの薬を切らしてしまった時期があり、「しにてぇ!」と言って家にある包丁の刃先を見たり、その中のひとつを空の牛乳パックに突き刺してみたりとヒヤヒヤどころじゃない緊張感の日があった。
今月半ばに彼女は入院、子宮を摘出する手術を済ませた。
手術前こそ散々に腹痛で苦しんでいたことからの開放感で軽く躁転していたようで、今日(26日木曜夜)は支払いの請求額に二人して怯えている。
よろしければ支援をお願いします。いつかのために、大事に使わせていただきます。