そして風呂の日が終わる
みんな見てくれ。
今日は風呂の日。2月6日。
銭湯スタンプラリー26件達成。
11月からコツコツ集めて、最後はマイフェイヴァリット銭湯の「改良湯」でクリア。結構大変だったなぁ。これで認定証がもらえるよ。感無量。
今回は折角なので「銭湯、そしてそれに伴う全てのモノ」について好きなだけ自分語りをしたいと思う。今日だけは自分に酔ってもいいよな。
町の銭湯の楽しみ方
銭湯で大事にしていることが三つある。自語るぞ!
■ペンキ絵、タイル絵を見る
デッカい湯船でデッカい富士山を見る。
間違いない。これが銭湯の醍醐味だろう。
富士山にもいろいろパターンはある。赤富士、鏡富士、タイル富士。
全然関係ないペンキ絵も結構多い。アルプス山脈、サッカーチーム、惑星…。これはこれで楽しい。
昔の人はみんな伊豆から見える富士山に憧れたのかな。
中でも大好きなのが文化浴泉の赤富士だ。
全体的な雰囲気だとはすぬま温泉も相当良い。
でも、雰囲気はやっぱり改良湯が一番かな。昔の水風呂が好きだった。
ほう、これはあの絵師の作品だな。とか
この雰囲気はきっと某所と同じ建築家だな。とか
そこまでわかると楽しみが広がる。
立ち上がれ銭湯民族よ。
■温冷交代浴を楽しむ
銭湯よりもサウナの方が好きだー!
という人も多かろう。
銭湯にサウナがついていれば申し分ないんだけど、サウナがない銭湯もそこそこ多い。というか半分くらいは付いてないんだよね。
でも、別に問題ない!
町の銭湯で大事なのは「あつ湯があること」だ。
そもそも人間の体は温めたり冷やしたりすると血管がポンプみたいになって、全身疲労回復するようになっているんだ。サウナがなければ熱湯と水風呂を繰り返せばいい。サウナは体への負担が大きいからな。毎日入るのは良くない。その代わりの交代浴だ。
ほら、世界のシンジカガーワもこう言っている。
完全同意。蒲田温泉は本当にアツくて最高だ。
45℃超の黒湯の天然温泉。サウナもあるけど、メインはあつ湯の方だ。蒲田温泉には蒲田温泉でしか味わえない快楽がある。高温→水風呂→超高温→水風呂…と繰り返しているとサウナとは別の恍惚感に包まれてくる。
ほら、聞こえるか?
全身の数十兆の細胞たちの「おめでとう…」がよ。
■下駄箱の番号は素数
これは完全なゲン担ぎだが、「11」を選ぶようにしている。麻雀で1着、1着を取りたいからだ。ダメなら13、7を選ぶ。アホだよな。
デカいスーパー銭湯だと「1111」や「1211」みたいな1が多い数字を選ぶようにしている。「1326」でも嬉しい。もはや意味不明。
みんなも是非やってみてくれ。これで今年もおれは色んな勝負事で猛烈に負けている。クソッタレ!
他にも煙突、番台、月極ロッカー、牛乳の種類、ドライヤー、中庭、傘立て、脱衣所の天井絵、ステンドグラス、など。細かいところを見ていると不思議な発見があるのも銭湯の楽しいところだ。自分の湯道を見つけてくれ。
銭湯文化を守りてえんだ
学生時代に南米ペルーのマチュピチュあたりを旅行したことがあるんだけど、あの辺って温泉があるんだよね。
南米をバックパッカーで放浪していると、そもそもろくに湯船に浸かることすら出来ない。そんな道中たどり着いた温泉だ。風呂を見るだけでもありがたかったのだが、やっぱり日本の銭湯文化ってすげぇよなぁと心の底から実感した。
日本では全国どこに行ってもいつでも好きなだけ風呂に浸かることができる。銭湯だけじゃなくて、スーパー銭湯やカプセルサウナもある。こんなの海外ではありえないからな。日本に生まれてよかったよおれは。
それだけに、ここ数年光熱費爆上げで続々と銭湯が潰れていくのが本当に悲しい。怪しげな個室サウナとかスパは増えているけど、町の銭湯はどんどん閉店していく。
みんな、スーパー銭湯も温泉旅行もいいけど、町の銭湯にも行ってみてくれ。江戸時代から残っている大事な文化だぞ。
残せ!そして誇れ!
風呂上りのビール王
風呂上りのビールは本当においしい。
オロポは甘すぎる。牛乳はネバつく。やはりビール一択なんだよ。(※水分補給は別途してくれ)
ここも独断と偏見で美味いビールを語らせてもらおう。
まずエクストラコールドだ。
マイナス2℃の凍結ギリギリの温度。夏はこれが最強に美味い。喉越しどころか食道越しでビールを感じることが出来る。これは町の銭湯にはなかなか置いてないんだよなあ。残念。
次点でサッポロクラシックラガー。通称「赤星」。
苦くてサッパリしていい。飲みごたえもあるしグビグビ飲むのが気持ちいい。瓶で飲むのも味があって良き。
クラフトビールもなかなか味わい深い。
出来るだけ濃い味のビールがいいね。すえひろ湯とか黄金湯とかビールにこだわる銭湯は本当に素晴らしい。
そもそも日々を何となくのんびり生きていたらビールの美味しさなんてわかるわけないんだよな。
仕事ストレスで疲れ切ったとき、何か大きなことを成し遂げたとき、大人数で乾杯するとき…
そして風呂上りにのどがカラカラになったとき。
人間はビールの美味しさに目醒めることが出来るんだ。
ビールが美味いということはいい人生を歩んでる証だ。
よかったなおれ。そしておまえら。
書ききれないままタイムアップ。
たまには全然麻雀関係ない記事もいいよね。
じゃ、またサウナの日に会いましょう。
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