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フォームを知る⑨
水曜担当小澤です。
今回は第6回で書いたキャッチについて解説していきます。
水泳用語のキャッチ、ほぼ日本語になっている言葉なのでイメージはわきやすいと思います。手が水に着いてから直後の動作の総称です。水に着く瞬間は厳密にはエントリーという言葉で表現することが多いです。
エントリーとキャッチがスムーズに移行できているかが、大きな水をとらえる泳ぎ→推進力のある泳ぎ→カッコいい泳ぎ、に繋がります。キャッチと表現すると、パーの形で水に着いてグーにして水を掴むイメージを持たれる方もあるかもしれません。当然グーの形で泳いでいるのが間違いなのはお分かりいただけると思います(ちなみにわざとグーにして泳ぐ練習方法もあります)
では掴むでなくてどう表現したら良いか?検索してみると色々な言葉が出てきました。水を固める、押さえる、捉える、押す、、『押すと押さえるって何が違うんだよ』って心の声。日本語難しい。持論ですがどれも正解です。みんなちがってみんないい(金子みすゞ)です。
実際に泳いでみて、色々な言葉をご自身の身体で試してみて下さい。しっくりくる言葉が見つかると思います。
抽象的過ぎてこれでは答えになっていませんので、わかりやすい練習方法をひとつ。25mで何回腕を回すか数えてみて下さい。いくつかの言葉を頭に浮かべながら。回数が少ない言葉が正解です。ただし大きな推進力を得られる=疲れます=痩せます。
泳ぎを変えたい方、痩せたい方、キャッチの和訳のしっくりくる言葉が見つかるまで反復練習してみてください。