12月5日(木):すべては今週末に!
本日は平日ですが、サッカーに関連した話を少しばかり。
今シーズンのJリーグも今週末で全日程を終えることになります。
J1は今週末が最終節となり、いよいよ優勝が決定します。
早ければ先週時点で首位に立つヴィッセル神戸の優勝が確定する目もありましたが、そのような展開には転ばずに最終節まで3チームに優勝の可能性を残したクライマックスを迎えることになりました。
ヴィッセル神戸、サンフレッチェ広島、町田ゼルビアのどこが優勝するのか、これは神のみぞ知る状況です。
最終節で優勝を争う3チーム同士の直接対決はないので、同時刻に開催される各会場での展開次第で優勝が決まります。
首位のヴィッセル神戸が勝利すれば分かりやすい形での優勝ですが、それ以外のシチュエーションは本当に刻一刻と変わる状況に委ねられますね。
久々のこうした展開もまた一年の締めくくりとしては良いものだと思います。
一方の残留争いも混線で、こちらも3チーム(ジュビロ磐田、アルビレックス新潟、柏レイソル)に降格の可能性があります。
一年の長いシーズンを戦ってきて、最後の最後に勝ち点の「1」や得失点差の「1」によって笑い、時に泣き、そのわずかな差による悲喜こもごもの瞬間です。
またJ2では既にリーグ戦を終えており、今週末はJ1昇格プレーオフの決勝です。
先週に行われたJ1昇格プレーオフの準決勝では、リーグ戦の「3位対6位」、「4位対5位」の対戦でしたが、いずれもリーグ戦順位が下のベガルタ仙台、ファジアーノ岡山の両チームが下剋上を果たして決勝に進みました。
引き分けならリーグ戦順位の上位チームが勝ち抜けできるレギュレーションでしたが、そうした優位性があっても一発勝負だと今回のような下剋上が置きるから面白いですね。
どちらも下剋上で勝ち上がってきたチームで勢いがあるので、決勝がどのような展開になるのかは楽しみです。
そして同日にはJ2昇格プレーオフの決勝も行われ、こちらはカターレ富山と松本山雅の一戦になります。
一年の締めくくりであると同時にクラブの来シーズンの行方を左右する今週末は、このうえなく熱いドラマが待っていると思います!