2月14日(月):足の成長予測
先般の日経産業新聞にはアシックスが新たにリリースした会員向けの新たなサービスに関する記事がありました。
こちらで取り上げていたのは「ステップノート」という子供の足の成長を記録できる無料のサイトです。
同サービスの特徴は足の長さや甲回りの測定データの記録だけに留まらず、それをもとに足の成長予測が提示されることにあります。
アシックスでは過去20年以上にわたって収集した約18万足の子供の足形データがあればこそのサービスですね。
それによって子供の足の成長度合いが1ヶ月刻みの表示なら18ヶ月先まで表示でき、1年刻みなら16歳まで表示できるといいます。
こうやって成長度合いが可視化されることで、靴の買い替え時期も予測ができ、アシックスとしてはそのタイミングで能動的にアプローチをしていくことがひとつの狙いになっています。
このような「買い替え時期の予測&アナウンス」には一定の価値があると思いますね。
ちょうど先の週末には我が家も子供たちの靴の買い替えにいったところで、普通の靴と長靴など数点をまとめ買いしてきたばかりです。
子供の成長は本当に早いもので、ついこの間に買ったばかりかなと思っていたら、もう小さくなっています。
でも自分が子供時を思い返してみてもそんな感じで、特に私は足が大きかったから、どんどん靴を買い替えなければいけませんでしたね。
特に足の場合はそれが大きくなると普通の靴に加えて上靴もそうだし、私の場合はサッカーのスパイクにランニングシューズなど、いろいろな靴の買い替えを要しますから結構大変でした。
でも親としては日常の慌ただしさのなかにいると、子供の靴がきつくなってきたかどうかは、つい見落としてしまいがちです。
子供から「靴がきつくなってきた」とか「足が痛くなった」と言われてはじめて気が付いたりするものです。
でも、子どもの足は柔らかくて変形もしやすいので、あまりきつい靴を長く履きつづけるのもよくないから、本当は早期に気が付いたり、その時期があらかじめ分かっていると有難い面はあるでしょう。
だから今回のアシックスのような測定&アナウンスのサービスは良い役割を果たすでしょうし、「データの積み上げ」は「予測」としての価値に変換される良い例だと思います。