3月16日(水):「機能性×廉価」はキャンプ用品でも
このところは寺田倉庫の「防災ゆうストレージ」や「フェーズフリー」といったことを記してきたので、その続きをもう少しばかり。
昨日も触れましたがフェーズフリーとは平常時と災害時の垣根を取り払い、日常使いの商品やサービスがそのまま災害時にも役立つような考え方です。
そうしたなか、個人的に実感しているのはキャンプをはじめとしたアウトドア用品の有用性と積極活用ですね。
もともとアウトドアやキャンプは着実にユーザー層を広げていましたが、コロナ禍での密回避としてさらに大きな伸びが出ました。
我が家も子ども達が小学校や幼稚園にいくようになった折をみてキャンプを始めて3年ほどが経ちましたが、コロナになって以降も波間をぬいながら安心して楽しめましたからね。
ただ、キャンプをやるとなると最初はテントやタープ、寝袋など必要なものを一式揃えようと思うと、それなりにお金がかかってしまうのも事実です。
こうしたアイテムを一つずつ買い足していくプロセスが楽しかったりもするのですが(笑)
いずれにせよフェーズフリーも兼ねて気軽に楽しんでみようと思えばエントリー向けの商品が入口になるわけですが、そうした方々にとって朗報ともいえるのがワークマンのキャンプ用品です。
作業着からアウトドアやスポーツウェアの領域へ、そしてワークマン女子などリリースしてきた流れを受け、先般にはキャンプ用品へも本格的に参入をしました。
オンラインストアを少し覗いてみましたが、価格は一般的なアウトドア用品の2分の1から3分の1ぐらいの価格設定でしたね。
「機能性×廉価」というワークマンの特徴をキャンプ用品でもいかんなく発揮していて、一人用ならテントに寝袋、ランタンなどが1万円で揃うぐらいです。
フェーズフリーの文脈に反しますが、いざという時の備えに高いものを購入して準備をするのは気が引けても、これぐらいの価格帯であればキャンプでの実需用ではなくとも、ひとつ持っておいて損はないと言えるかもしれません。
ユーザーにとっての多様な選択肢のひとつにはなると思うので、ひとつ参考までに。