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4月26日(金):「シャレンAWARDS」エントリー、名古屋グランパスの「地産地消カレープロジェクト」

最近はサッカーJリーグの「2024シャレンAWARDS」に関連したことを記しており、本日もその続きをもう少しばかり。

シャレンについて簡単に説明をすると社会課題や共通のテーマ ( 教育、ダイバーシティ、まちづくり、健康、世代間交流など ) に、地域の人・企業や団体(営利・非営利問わず)・自治体・学校などとJリーグ・Jクラブが連携して、取り組む活動です。

企業や何らかの団体が単体で活動しても認知や支持を広げるのは大変ですが、Jクラブが旗振り役を担ってくれることで、サポーターを通じて活動が地域内へ一気に広がっていく意義は大きいですね。

そうしたなかで現在は私がファン・サポーター投票の候補にしていたJクラブの取り組みから幾つかをピックアップして紹介しています。

本日に取り上げるのは名古屋グランパス「地産地消カレープロジェクト」です。

このプロジェクトでは愛知県が野菜の産出量が全国8位にもかかわらず、野菜の摂取量はほぼ最下位ということもあって、地元のブランド野菜等をふんだんに使った地産地消のカレーが商品化されました。

私が大のカレー好きなので、Jクラブが中心になったご当地カレーに興味を惹かれた面はありますが、ピックアップをしたポイントはそれだけではありません(笑)

最大の特徴は今回のシャレンがトップチームのプロ選手ではなく、育成年代のユース(高校生年代)選手たちを対象にして展開されている点です。

ユース年代の選手はプロを目指す一方、そこに属する全員がプロになれるわけではないし、仮にプロになってもアスリートとしてのピークは短くもあります。

それだけにキャリア構築を考える育成年代のなかで、アスリート以後を見据えた取り組みを行い、そこでサッカー以外の地域社会、企業との接点を持ち、実学的な学びができる機会を設けているのは非常に素晴らしいと思います。

実際に生産者の方々から話を聞いたり、それをふまえて企業などと商品の企画をして、キッチンカーや店頭で実際に販売に携わるなど、商品づくりから販売まで一貫して関与することで、社会に対する理解は深まりますからね。

このあたりは簡単には得難い経験でもあるので、ユース年代の選手にとっては有意義な場になっているはずです。

名古屋グランパスでは今回のプロジェクトのようにユース年代の選手が参画する企業やメディア、自治体等の立場や世代の異なる多様な方々との共創を通して地域課題に向けた企画・実践する場の「名古屋グランパスSDGsアカデミー」が設けられているようなので、それが今後も継続・発展していくと良いんじゃないかと思った次第です。

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