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6月2日(木):会社設立から14年

本日の6月2日は今から14年前の2008年に株式会社フィットネスビズを設立した日です。

創業時はコンサルティングが主体の会社でしたが、根底にあった「フィットネス業界の健全な発展のために一石を投じられる存在に」との想いは今も昔も何ら変わることはありません。

新型コロナが国内で猛威を振るってから2年が経過をしましたが、その間に大型クラブは大きなマイナス影響を受けて様相はそれ以前と一変しました。

もっともそのような状態に陥ったのは業界や各クラブが抱えていた問題点を考えれば半ば必然でもあります。

現場と経営の乖離、ハード依存でトレーナー不在のローコストオペレーション、マネジメント不在、お客様の成果にフォーカスをしないこと、お客様との関係性を重視しないこと等々、具体的な事柄に目を向ければ枚挙に暇がありません。

それらの従来からある問題点をクリアにして「お客様がやめないクラブ」を意図して、お客様の身体をより良く変える成果、人間的な関係のもとでのサポート、そしてトレーナーが主体、価値提供の源泉になるクラブとして具現化したのがALIVEです。

前述したように大型クラブを中心としたフィットネス業界はかつてないほど混迷した状態にあり、この先の方向性を見いだせていないのが実情でしょう。

だからこそ、これまで以上に私たちの存在意義が増す局面だろうとも感じています。

小型クラブ、ジム・スタジオ型クラブのいずれにおいても、より本質的な取り組みとして、お客様に目を向けた運営を続けていき、その先でのお客様の定着や収益面での目に見える結果を残して業界が刮目する存在になって、あるべき姿の道筋を示していければと思っています。

ちょうど先日にも業界誌「フィットネスビジネス誌」で7月25日号の特集であるマーケティングに関する取材を受けましたが、「現状の問題はマーケティングの領域だけで生じている問題ではない」との考えを口にしたばかりです。

本来的にはお客様への価値提供、継続に関するリテンションから発想して形にしていくべきなのに、そこが空洞化して退会率を下げられないから在籍維持に必要な月次入会者数が増えてしまい、問題のしわ寄せがマーケティングにきている、との解釈です。

キャンペーンやチャネル、手法だけでどうにかしようとするのではなく、腰を据えて本質的な運営を掘り下げていくことが、もっとも建設的な解決方法であるのは間違いありません。

そうしたことを社内の各クラブ、トレーナー一人ひとりが形にしていってほしいですね。

今から2年前の6月1日はコロナでの休業要請から営業再開をした日です。

お客様の前に立って接客、指導できることが当たり前ではなく、それ自体が有難いこと、その感謝や嬉しさを個々に嚙み締めた日でもあったはずです。

そういった初心、前述した会社やクラブの目指すべき状態、これらを改めて思い起こしながら、お客様との瞬間を大切にしていきたいと思います。



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フィットネスビズ
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