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筋トレは毎セット限界を目指すべきか?【Twitterの質問箱に回答】

こんにちはカイです!

さっそくですが、以下のような質問がTwitterの方に届きました↓

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この質問を読んだ時に、同じような疑問を持つ方は質問者だけではないと感じたのもあり、今回はnoteの方でサッと回答していこうと思います。

結論として、「毎セット限界までやるべき!」「3せット目だけ限界までやるべき!」とどちらか一方が正しいとは言い切れません。

なんならどっちも効果的と考えても良いとも思います。

(あいまいですいません)

そこで上記の疑問について考える際に、「ボリューム」がその解決への糸口の1つにはなるかと。

最近は、「重量×回数×セット数」で捉える筋トレボリュームの増加が筋肥大に大きく影響するとされています。

ですから質問者なら、36kg×10回+34kg×10回+32kg×10回で総ボリュームは1020。

対して、重量を変えずに3セット目だけ限界まで行うパターン言い換えると、1.2セット目は1回や2回ほどの余力を残す場合だとどうでしょうか?

仮に36kg8回3セットなら総ボリュームは864。

つまりこの場合は、質問者のように毎セット限界まで行う方がボリュームは大きく筋肥大には効果的かもしれません。

とは言え、これは質問者のように1セット目から限界まで動作し疲労しているであろうにも関わらず、2セット目3セット目でもさほど扱う重量や回数が落ちないからの話でもあったり。

仮に1セット目から限界を目指すがゆえ、筋肉が疲労し2セット3セット目で扱う重量や回数がガクッと下がり、「36kg10回、30kg8回、26kg8回」となったとしましょう。

すると総ボリュームは808となり、先ほどの3セット目だけ限界まで行うパターンより少ないボリュームとなります。

言い換えると、毎セット限界まで行うパターンだと筋肥大効果がやや劣るとも考えられます。

(※参考:そんなボリュームを意識したトレーニングの良し悪しは以下ブログ記事で解説してるので、そちらもどうぞ↓)

加えて、「筋力を伸ばすことを優先する場合」なら毎セット限界まで行うのはやや控えた方が効果的かもしれません。

というのも筋力を伸ばすには、3レップなどの低レップしか行えないほどの高重量トレーニングが基本。

にも関わらず、2セット目3セット目にかけて扱う重量を落としていては、1RM(マックス)に対する比率が少なくなり動員される筋肉の数が減り、神経系を鍛えるにはやや不向きな場合も考えられます。

筋力を伸ばすには高重量を扱い、1回の動作により多くの筋肉が動員され強い力が発揮されるよう、神経系を鍛えることが必要なので。

また筋力のアップは筋肥大にも貢献するので、明らかに筋力が伸びないようなら、やはり毎セット限界までのトレーニングはやや控えて総ボリュームも意識してみることが必要かもです。

そんなわけで、まずは両パターンを行ってみてよりボリュームを確保しやすい方を選択し継続していけば問題ないかと。

またその際に、「筋肉痛は2.3日で治っているのか」「数週間やってみて扱う重量や回数は伸びているのか」などを基準の1つにし、限界まで行うセット数を調整していくとより適切な取り組み方が見えてくるとも思われます。

(※参考:以下でそんな限界まで追い込むべきかいなかの判断材料について解説してます↓)

では、終わり😉

以上筋トレは毎セット限界を目指すべきか?【Twitterの質問箱に回答】でした。

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カイ@筋トレ
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