きみを好きだという気持ちがあるだけで。
わたしはきみのことが好きだ。
心から、好きだ。
さみしさを紛らすために恋愛してきた。
いつでも彼氏がいたけれど、
いつも満たされなかった。
今、きみを心から愛しく思う。
きみは誰とも違う。
誰とも違って、誰よりもおもしろい奴だ。
きみがわたしのことを好きかどうかわからなくても、
それは些細なことだ。
きみがわたしと一緒にいたいと思う、
その気持ちだけでじゅうぶんだ。
わたしを喜ばせようとする、
そんなきみがいるだけで
わたしはじゅうぶん幸せなんだ。
きみがなにを考えてるのかわからなくても、
わたしがきみのことを好きで、
一緒にいることが楽しくて仕方ない、
そんな自分を感じるだけで
わたしは幸せいっぱいなんだ。
きみがわたしの心を満たしてくれるんじゃなくて、きみを想うわたしの心は
自然と満たされてくんだ。
そんな心地よさ。
わたしは誰かを好きになるということを、
思い出した。
幸せってどんな感じか、思い出した。
好きな人がいるだけでいい。
「好き」という気持ちを感じるだけでいいんだ。
思い出せてよかったな。
わたし、幸せだな。