【いい学校出て、いい会社入って、いい暮らしがしたいやろ?】
【いい学校出て、いい会社入って、いい暮らしがしたいやろ?】
上記のセリフは、私が高2の時に高校を中退すると伝えたら
担任から言われたセリフです。
(この担任、この年初めて私が通ってる高校に赴任してきたのですが
前年までは公立高校の中でも市内有数の進学校の教師。
そこから赴任してきた高校は公立でしたが、
特色を出して独自の授業が売りの下から数えた方が早い高校)
今から考えると言いたいことは
めちゃくちゃわかるんですよ(笑)
しかし、まだまだ高校2年生で
世間の荒波を知らないあまちゃんの私。
おまけに親はいい学校にも出てない。
戦時中生まれの母は小学校しか通ってない。
(自称だから本当かどうかはわからない)
(現にウソが多かったし・笑)
父に至っては、ずっと都内の私立でいい学校に通ってたみたいですが
いい会社には入ってない。
私自身が我が家は
貧乏だと思っていたし
奨学金も借りていたし
どこかに旅行で
出かけたこともない。
ホテルにも
泊まるどころか
行ったこともない。
ブランド物なんて
たったのひとつも見たことがない。
いい暮らしなんて
そもそも
したことがないから
(住まいは
風呂なし6畳2間の
文化住宅ですよ?)
その言葉の意味を
本当の意味でちゃんと理解して
わかるはずもなく。。。
そのセリフも
伝わるはずもなく。。。
『この人は何言ってるんだろう?
絶対、年をまたぐ前に辞める!!』
と、逆に
私の退学の決意を
後押ししてくれる結果に(苦笑)
これが違うセリフで
もっと心に響く言葉で
誠心誠意、
心を込めて伝えてもらえてたら
もしかしたら
私は高校を辞めずに
なんとか
進級していたのかもしれない。
大学だって
高校分+大学分となるけれど
奨学金を借りて
アルバイトで
多忙だろうけれど
なんとか通って
好きな勉強をしていたのかもしれない。
『かもしれない』話をしても
過去は過去だし
変えられるものではないし
仕方ない。
そして、
退学すると決めて
退学したのも自分。
ただ、
退学した時に
たったひとつだけ
心に決めたことがあって。
それは、、、
【勉強はいつでも
どこでもできる!!
本気で勉強したいと思うのなら
何年経っても
その夢は自分なら叶えられる。
と、信じて生きること。】
あれから
20年以上経って
相変わらず
大学には通ってないけれど
【夢は自分なら叶えられると
信じて生きること】
これだけは
守って生きてこれたかなと。
(もちろん、
やさぐれてた頃もあるんですが・笑)
私は絶対に退学する!と
決めたあの時
担任から欲しかった言葉は
どこかの誰かの
幸せのカタチじゃなくて
私が思う、
私の幸せのカタチを
一緒に考えて欲しかったな。
寄り添って
一緒に考えてくれてたらな。。。
と、今だから思う
『かもしれない』話。
人はどこで
どんな人と出会い
どんな言葉をかけ合うかで
意外なほど
人生が変わる瞬間がある。
それを身をもって
学んだ出来事でした。
※占い師として
この気持ちは忘れたくないな
そう思ったので記事にしました
ママのための星占い師Rui
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