『活躍しろよぉ〜』女性活躍ハラスメント
「女性が活躍できる社会を!」と声高に叫ばれ始めてから何年だろう?
女性管理職の比率、女性議員の数、あとは男女間の賃金格差とかでしょうか、基準は。
どうやら、まだまだ日本は女性が活躍できている社会とは言えないようです。
しかし、私は問いたい。
「つーか、活躍ってなんだよ?」
男女平等を目指す社会もいいと思うし、まだまだ女性が生きやすい社会ではないのかもしれない。
けども、なんでしょう、この「活躍」という言葉に感じる違和感は。
『もっと活躍できるように出世して、頑張って!』
『もっともっと活躍できるようにお役所からも推進するわ、頑張って』
と迫ってくる優しい(つもりの)圧力団体のような・・。
無数の選択肢と引き換えに奪われた選択肢
私は昭和生まれで、親世代は、当たり前に結婚し子供を持ち専業主婦も当たり前であった世代。
その影響もあって、今の多様性の時代に生きつつも、腹の底には昭和の価値観が根付き続けている気がします。
だから40代になった今もなお独身で、未だに「あーぁ、誰か養ってくれないかなぁ」なんて、ずんの飯尾さんバリにゴロゴロしながら呟いていたりするし。
世間的には独身ってだけで、キャリアが大事なのね!って見え方をされちゃたりもして、年代的に「活躍」の圧力を受けることもあるけど、世間のいう”活躍”も特にしたくないわけです。
活躍したくもないし、まぁ、能力的にも管理職やリーダーができるとは思えないですしね。
女性に開かれた社会になったのはすごーーーーーーーーーく
喜ばしいことなのですが、
それと引き換えに「私は家に入って夫を支え、子を育て、家族のために生きたいんです」といういわゆる昭和の価値観に基づく選択肢が奪われたような気がするんですよね。
そんなこと言おうもんなら、圧力団体に「活躍しろよぉ〜〜〜」と囲まれる気がする。
そんな時は「きゃーーー!活躍ハラスメント!!」と叫びましょう。
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