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一日1本の列車=隣駅が37キロ/渚滑線跡:道北廃線跡ツアー【その1】

10月9日


羽田空港

羽田空港第1ターミナル北ウイングで搭乗口へ向かう途中にこんな「緑地帯」があったんですね。
旭川行きのボーイング737-800型。
往路は航空券に氏名なし、復路だけ氏名印字でマイレージも付くという変則でした。
左端はベッドで、折り返し便で介護の必要な人でも乗るんだろうかという噂でした。

石北(せきほく)本線 上川駅

(層雲峡への玄関口です。)
下り各駅停車は一日1本。それに乗車します。
吹雪除けなのか、昔からコンクリート造りの上屋があります。
隣の駅は37キロ先。

白滝駅

以前は途中に駅がたくさんありましたが利用者がいないので廃止になりました。
ここも今は上越(かみこし)信号場。
なお「信号場」とはすれ違いができる設備ですが、現在のダイヤでは遅延がない限りこの駅間でのすれ違いは一日中ありません。
「11 上川」の次が「12 白滝」で、一駅¥970。
その白滝で降りました。
列車は遠軽(えんがる)行き。「H100」はハイブリッドを意味します。
無人駅舎
「現地ガイドと行く! 北海道さいはての未成線と廃線跡をたどる 3日間」
この表示を見た別のビジネスマンが「どこから来られたんですか?」と私に話しかけました。
下にあるバス会社名は「士別軌道」で、これも昔は鉄道会社だったのです。

濁川森林鉄道跡

「二区十五線川」を渡る橋脚。
@滝上町(たきのうえちょう)
廃線跡に駐車場なんてあるわけないので、バスは毎回変則的な場所で待ってくれています。
ガイドさんが事前に綿密に調べてあり、運転手さんに的確に道案内していました。

北見滝ノ上駅跡

国鉄渚滑(しょこつ)線の終点でした。
私は乗ったことがありません。
左上の広告看板は、都市部でも昔の標準。
いちおうレールと信号機(右上)。
ここは昔から林業の町です。
無人の機械が樹の皮を剝いでいる?らしく、見えている丸太が次々に転がってゆきました。
今月乗るクルーズ船は船籍がマルタ(国)です。
(バス車窓)これ(写真中央)は渚滑線の橋でした。
奥の斜面はこの町をすっかり有名にした「芝ざくら滝上公園」です。

濁川駅跡

隣駅です。
パークゴルフの拠点になっています。

オホーツク海沿いへ

(車窓)国鉄名寄(なよろ)本線「富丘湖畔橋」跡。オムシャリ沼です。
興部町(おこっぺちょう)の国道238号・239号を走行中。

オホーツク温泉へつづく
鮭/蜂/鉢/すき焼き【道北廃線跡ツアー】その2|千田正哉 (note.com)

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