多摩ニュータウンから里山歩き(町田市小野路) 7 千田正哉 2024年4月15日 17:00 小田急電鉄の車窓で富士山。複々線区間の経堂(きょうどう)~千歳船橋(世田谷区)です。(降りませんが)支線の多摩線へ分岐する新百合ヶ丘駅(川崎市)。これも特急ロマンスカーで、「モーニングウェイ84号」新宿行き。EXE(エクセ)車両は先頭展望席がないなど観光客には人気がありませんが、通勤には最高。晴天だとそれなりに綺麗だ。「小田急多摩センター」で降りました。写真中央下のレールも昔はつながっていました。その上は急行新宿行き、左の京王電鉄相模原線は都営地下鉄本八幡(千葉県)発 区間急行 橋本行き。 右の「おちあい」は東京都多摩市の地名ですが、あとで考えたら「落ち合う」にも掛けているのでしょう。「パルテノン多摩」その上で振り返れば中央が駅です。▼図書館で借りた新書版『東京発半日徒歩旅行』の文章に従って、休みの日に自主的に歩くことにしました。4月10日駅からわずか10分で落合白山神社。ドングリ多摩ニュータウンより古いのは当たり前ですが、平安時代までさかのぼるのではないかとのこと。豊ヶ丘団地の中も歩く。 「豊ヶ丘四丁目」の意味です。▼「とよよん通り」って変な響きですね。「ボヨヨン」みたいで。桜に囲まれ、その名も「妙櫻寺」。ここから町田市小野路町(おのじまち)を、ほぼ最後まで歩くことになります。私的な?アーチェリー場。射手は左とど真ん中、的は右端です。なおオリンピック等公式競技の的は70メートル先などです。竹林の間を抜けて写真中央に少し見えるのはムラサキハナナ(紫花菜)=ショカツサイ(諸葛菜)=ハナダイコン。▼「大犬久保谷戸」「谷戸」は丘陵地の凹部で、「里山」の典型。千葉県では「谷津」と呼ばれることが多いですね。鎌倉市の「扇ヶ谷(おうぎがやつ)」も同類。▲「関谷の切り通し」(タイトル写真も)▼ここは調布市の布田から続く「布田道」で、近藤勇が延々と歩いて小野路まで剣術指南に通ったそうです。小野路の「里」っぽい所に出ました。小野路宿遠くに見えるバスは鶴川駅発 多摩センター駅行き※。つまりこの徒歩の中間地点であるこの宿場町だけなら、路線バスで楽に来られます。(※ 経由地が異なる便もあります。)旅籠(はたご)を改修した「小野路宿里山交流館」。食堂のテーブルは「屋久島の小杉」だそうです。「小野路うどん」茶色っぽいですが100%小麦粉で、地元産です。かき揚げも温かい。自宅用にも乾麺を買いました。その天井と桃の花。別の切り通し・谷戸へつづく東京の谷戸で農耕:町田市小野路|千田正哉 (note.com) ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #里山 #町田市 #多摩市 #多摩ニュータウン #谷戸 #切り通し #小野路 #切通し 7