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多摩ニュータウンから里山歩き(町田市小野路)


小田急電鉄の車窓で富士山。
複々線区間の経堂(きょうどう)~千歳船橋(世田谷区)です。


(降りませんが)支線の多摩線へ分岐する新百合ヶ丘駅(川崎市)。
これも特急ロマンスカーで、「モーニングウェイ84号」新宿行き。
EXE(エクセ)車両は先頭展望席がないなど観光客には人気がありませんが、通勤には最高。
晴天だとそれなりに綺麗だ。


「小田急多摩センター」で降りました。
写真中央下のレールも昔はつながっていました。
その上は急行新宿行き、
左の京王電鉄相模原線は都営地下鉄本八幡(千葉県)発 区間急行 橋本行き。
右の「おちあい」は東京都多摩市の地名ですが、あとで考えたら「落ち合う」にも掛けているのでしょう。


「パルテノン多摩」
その上で振り返れば中央が駅です。▼


図書館で借りた新書版『東京発半日徒歩旅行』の文章に従って、休みの日に自主的に歩くことにしました。
4月10日


駅からわずか10分で落合白山神社。


ドングリ


多摩ニュータウンより古いのは当たり前ですが、平安時代までさかのぼるのではないかとのこと。


豊ヶ丘団地の中も歩く。
「豊ヶ丘四丁目」の意味です。▼


「とよよん通り」って変な響きですね。「ボヨヨン」みたいで。


桜に囲まれ、その名も「妙櫻寺」。


ここから町田市小野路町(おのじまち)を、ほぼ最後まで歩くことになります。


私的な?アーチェリー場。
射手は左とど真ん中、的は右端です。
なおオリンピック等公式競技の的は70メートル先などです。


竹林の間を抜けて写真中央に少し見えるのはムラサキハナナ(紫花菜)=ショカツサイ(諸葛菜)=ハナダイコン。▼


「大犬久保谷戸」
「谷戸」は丘陵地の凹部で、「里山」の典型。
千葉県では「谷津」と呼ばれることが多いですね。鎌倉市の「扇ヶ谷(おうぎがやつ)」も同類。


▲「関谷の切り通し」(タイトル写真も)▼


ここは調布市の布田から続く「布田道」で、近藤勇が延々と歩いて小野路まで剣術指南に通ったそうです。


小野路の「里」っぽい所に出ました。


小野路宿
遠くに見えるバスは鶴川駅発 多摩センター駅行き※。つまりこの徒歩の中間地点であるこの宿場町だけなら、路線バスで楽に来られます。
(※ 経由地が異なる便もあります。)


旅籠(はたご)を改修した「小野路宿里山交流館」。


食堂のテーブルは「屋久島の小杉」だそうです。


「小野路うどん」
茶色っぽいですが100%小麦粉で、地元産です。かき揚げも温かい。
自宅用にも乾麺を買いました。


その天井と桃の花。

別の切り通し・谷戸へつづく
東京の谷戸で農耕:町田市小野路|千田正哉 (note.com)

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