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地面で見る飛行機/空港で見る船/飛行機で見る列車:初オーストラリア【7】

星座のように光る土ボタル:初めての南半球【6】|千田正哉
 のつづき


が北半球と逆なのが有名ですが、
撮影しても肝心の向きが判らず、翌日は肉眼で凝視したが判らず。
なお南十字星は今回見ませんでした。
この季節は夜半にならないと無理であることと、
ゴールドコーストのホテルは窓の向きが異なり(夜中に海岸まで歩く気もない)、
シドニーはホテルが繁華街だったので。

■ 12月15日

速度制限標識は自発光です。

ブリスベン空港

カンタスの国内線に乗ります。
遠くにクルーズ船発見。
「ヴァージン・オーストラリア(航空)」はここが本拠地です。
ふつうにボーディングブリッジへ入りましたが、座席が機体後部である乗客はその途中で地面に下りて、▼
最後部から搭乗。後ドアは生まれて初めてかもしれません。
私は旅行中この便だけ窓側でした。
自分の荷物が吸い込まれてゆくのを見られるかなと。

下界をたくさん写す。

離陸。
矢印部分を列車が走行していました。
下に並んでいるのは模型飛行機ではありません。
ブリスベン市街地が遠ざかる。
円形の農地はスプリンクラー必須の乾燥地帯の特徴だった気がしますが忘れました。
ツアー客で、どの硬貨がいくらなのか解らないという女性がいて(高い硬貨のほうが小さいし)、
見てあげてから自分の土産用に日本円と両替してもらいました。
1ドル=100円。「これが両替詐欺だったら?」とジョークを言いました。
左はカンガルー。
その裏面。
左は最近のチャールズ3世、右はエリザベス2世です。
オーストラリアはイギリス連邦なので君主がイギリスと同一。
自分はこの旅行用には全く現金を両替しませんでした。
超高級ホテル・レストラン、特別なサービス以外は、チップの習慣もないので。
1時間後、シドニー近郊の住宅地が水面に囲まれている。
時間帯自体はブリスベンと同一ですが、こちらだけサマータイム採用なので時計を進めました。
写真中央に黄色い前面の二階建て電車(この夜一人で乗ります)。
左下はスタンモア駅、やや右上はピーターズハム駅
左端から中央・右上にかけて長い1本の貨物列車。
またその下のサイデンハム駅の黒っぽいほうの跨線橋下には電車の顔が2両見えています。
レゴのようなコンテナ。そしてやや左上から右下方向に伸びているのが貨物列車です。

シドニー空港

模型飛行機ではありません。
別の滑走路の上を通過してから着陸。
旅行を終えてもこの空港が私の人生最南端です。南緯34°。
左の窓の外は公道で、誰でも入ってこられます。
国内線とはいえそんな場所で荷物を受け取るなんて、日本にはないでしょう。

「ロックスマーケット」へつづく
【8】シドニー「ロックスマーケット」|千田正哉

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