求める、をやめてる
一度離婚を経験した。
あるとき真夏のバーベキュー中に同僚の妻から別れた理由を聴かれた。その人も元パートナーを知っている。
一言目に僕は「求めすぎたから」と答えた。
自分でも想定してない言葉だった。
そのときようやく気付いた。
求めるから苦しかったんだと。
期待しない、求めないが楽なんだと。
そう楽なんだ。
いまは自らが矢面に立つように行動している。
疎がられようが、陰口を言われようが、噛みつかれようが、なにも気にならなくなった。
とはいえ、イライラはする。楽じゃないから。
この方が自分には合ってる。
待っててもなにも進まないからだ。
ほんとになにも進まない。
進んでるのは時間だけ。
だから人には求めないでいる。
求められる人間にいつかなりたいから。