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休むのが怖い

逃げるのが怖かった。
休むのが怖かった。

中学高校は本当の病欠以外は休まず皆勤賞。
行きたくなくても、しんどくても、休む選択肢が自分の中になかったから通っていた。
それが当たり前だった。
当時は卒業の時に皆勤賞をもらって喜んでたな。

でも今振り返ると
無理してでも通った者に対するその賞は報われたと思われたと同時に、無理することが良いことなんだという刷り込みになってしまった。
それも無意識に。

休む事が簡単にできない。
そんな性格の私は社会人になり、仕事が辛くて目の前が真っ暗で抜け出せず、泣きながら通勤しても
案の定休めなかった。

このまま休まず続けてたらぽっきり心が折れてしまう。無理していく必要はない。
言葉ではわかってても、休めなかった。

そんなある朝、ご飯を食べながら涙が出て、心の中の自分が行きたくない、行けないと叫んでるように感じた。

その日、初めて仕事を休んだ。

結局体調不良ということで2日間休んだけど、これが本当にいい決断だったと自分をハグしてあげたい。
もちろん仕事に行きたくない気持ちは今も変わりないけど、自分で休む決断をして、職場にちゃんと連絡をすることができたという謎の自信と休んでもそんなに日々は変わらないということを身をもって実感できたのだ。

休んでいる間はひたすら自分と向き合って今ある
感情を書き出したり、noteで同じような気持ちの人が書いている記事を読んでとても励みになった。

休むって結構大変なんですよね。
休んだ後立ち直れなかったらどうしよう、休んだ事で人に迷惑をかけて気まずくなったらどうしよう、そもそも休む連絡をするのがしんどいとかいろいろ理由はたくさんある。
(実際この日に休みます連絡をするのに1時間以上考え、LINEの文章を書いては消してを繰り返した笑)

心が健康であればこんな事をしている自分に、
"何やってんのよ"って言ってしまいそうだけど、
こういうメンタル状況だと無理なんですよ。

とにかく何が言いたいかというと、休むことは逃げでもないし弱いからではないということ。
(ただめんどくさいから休む〜とは意味が違う)
休んだ事で得られる何かはきっとあるだろうし、
休む選択をできたあなたは強いです。

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