#74陽キャな茶道の師匠
私は1年ほど
しごとをやすんだことがあります
いろんな人にギブしすぎてバーンアウトしたときです
そのとき
ほかのいろいろもストップさせなければ
と考えていました
仕事に行けないことは
お役に立てる場所を奪われるのと同様で
死んだほうがましだと思い詰めていました
これからどうやって
気配を消してひっそり生きていこうか
そればかりかんがえていました
茶道のお稽古もやすまなくちゃ
茶道の師匠T先生に伝えると
T先生はめっちゃ笑顔でおっしゃいました
「あら、じゃあたくさんお稽古できるじゃない^^」
勧められるがまま
お稽古日を先生と調整して
うつうつと考えました
なんでT先生あんなこと言うたんやろ。
悲しみと怒りで、帰路に着く車中で泣いたと記憶しています
不幸のどん底にいる私に、空気読んでない発言だったよなぁ。
だからT先生の考え方は
余りにまぶしくて
だから、怒りがわいたのです
でも見方を変えれば
たとえばT先生にとっては
「ぱんながチャンスを手に入れた」
と感じたのですね。
茶道のお稽古に精進できるチャンス。
いまから思えば
先生の言葉を反芻しては
ちょっとずつ自分に取り込んでいった日々でした
診察してもらってる先生からも
考え方が変わるようなアプローチを
してもらったのもよかったです
ただ暴露療法やったなぁ。
陰キャは、陽キャと距離が詰まってくると
やけどしたりペースにのまれて転んだり
ろくなことがないのですけれど
いろんなことが当時
私の味方をしてくれたように回想します。
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