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「2Dグラップリング」ゲーム『Rusted Moss』が楽しかった!

 今年、遊んでみたゲームで『Rusted Moss』がすごく楽しかったので、記事に残したいと思います。
 私がプレイしたのは、2024年発売のNintendo Switch版ですが、他のプラットフォームでも遊べるみたいです。(PS5、Xbox、Steamなど)ジャンルとしては、公式HPによると「ジャンプアクション/シューティング」で、主人公の少女をグラップリングで、移動させながら、ガンガン、敵を銃で倒していくゲームです。
 概要は、こんな感じなんですが、この説明で難しそうと思った方!そんな方にも本作はおススメできます。筆者は、アクションゲームは下手な部類で、銃で敵を倒す系のゲームはほぼやったことはありませんし、アクションゲームも、ゼルダ系くらいです。しかも、基本的に正面の戦いを避け、寝てるスキに不意打ちするプレイしてました。そんな私でも、楽しくプレイできたので、そんな点もご紹介出来たらと思います。それでは、どうぞ。


「2D」ピクセルで表されるディストピア世界

 本作を初見で見て、目を引くのはやっぱりピクセルで表された、キャラクターと世界でしょう。2Dで表現されており、プレイヤーは横からの視点で、主人公を操作します。筆者は個人的に、現実に近いリアル表現よりもデフォルメされたデザインの方が好みなので、本作のデザインはドンピシャで好きでした。また、世界の描写は、ピクセルで表された、荒廃した建造物や、草生い茂る緑の園など、ステージごとに色味が変化するデザインで、複雑な迷路構造の中でも、飽きなかったです。ピクセルなデザインが好きな方にも本作おススメです。

グラップリングで味わう浮遊感と爽快さ

 この移動手段が本作の醍醐味です!グラップリングという、銃からワイヤーを伸ばし、天井や壁にくっつけることで、振り子の要領で移動したり、いいタイミングでワイヤーを外せば、反り立つ壁も登っていけます。これが、楽しい!序盤は、割とコツをつかむまで練習がいりますが、チュートリアルをクリアする頃には、基本的な移動はできるようになります。ワイヤーでひっかけながら、足場もないような場所をヒューンと移動できる爽快感や、ワイヤーを外して、また発射するまでの一瞬の浮遊感もクセになります。

主人公が人類の”敵”でかつ、性格悪し⁈

 購入する決め手になったのが、コレ!でした。とある方のゲーム実況で本作を知ったのですが、その際の冒頭のエピソードで、「やってみたい!」となりました。ざっくりと本作のあらすじをご紹介すると、
 主人公の「ファーン」は、妖精と人が争いあうこの世界で、人でありなが妖精側の味方に付き、住んでいた人側の施設を破壊する。相棒の妖精「パック」とともに、かつての仲間と戦っていき、妖精の世を目指す。
 みたいな感じです。琴線に触れたのが、この「ファーン」が、葛藤の末、やむなく裏切る…、とかではないところが気に入りました!妖精たちは、妖精らしく倫理観が、人とかなりずれているのですが、「ファーン」もぶっ飛んでいてそのキャラクター性もなかなか、プレイしていて面白いです。

細かな難易度の調整ができる安心設計

 そして、本作をプレイするにあたって非常に助かったのが、この要素。難易度が非常に細かく調整できる点です。ノーマル、ハード、エクストラみたいな選択肢だけでなく、HPやMPを自動回復にするか、そもそも無敵モードにしてグラップリングだけ楽しめるようにするか、難しいステージでは、”飛行モード”に切り替えられるなど、初心者救済のモードがたくさんあります。もちろん歯ごたえを求める人には、逆に厳しくするモードも搭載してます。この細かな難易度設計のおかげで、下手な私でも、苦労しながらも乗り越えられる難易度で、最後まで”楽しく”プレイできました。


 ここまで、お読みくださりありがとうございました。ここまで紹介した要素のどれかでも、いいかもと思えたなら、ぜひおススメです。価格もダウンロード版でしたら、1,980円とお手頃です。下記に、本作の制作元の会社のリンクを貼っておきますので、詳しく知りたい方はこちらから。それでは、また~。

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