不可思議ナゾゲー、レイトン教授シリーズについて語りたい!(初期三部作)
私の好きな作品語りまーす!
今回は、『レイトン教授』シリーズの、初期三部作『不思議な町』『悪魔の箱』『最後の時間旅行』を通した推しポイント、そのあと、各作品のグッとくるポイントをまとめるぞ〜!今回は、ちょびっとネタバレありです!⚠️
ストーリーの根幹は明かさないので、気になった作品は,ぜひやってみてね。
そもそも...?
この作品たちは、Nintendo DSのゲームソフトで、ジャンルとしては、「謎解きアドベンチャーゲーム」でしょうか。(お手軽スマホ版も出てます。)
プレイヤーは、主人公である、謎解きの名手「レイトン教授」と、その弟子である「ルーク」少年の二人の冒険を追体験することになります。ゲームの構成としては、クイズ番組でよくあるような、ひらめきが大切な、ミニ「謎解き」がたくさんストーリー上で登場し、ストーリーが進むことで、その裏の隠された大きな謎も明かされていくというカタチになっています。
Point1 ミニ「ナゾ」のお手軽爽快感
本作たちは、ミニ「ナゾ」がたくさん出て来ますが、多くが閃けばサクッと解ける謎のため、お手軽に楽しさを味わうことことができます。言ってしまえば、本作シリーズは、頭の体操のようなクイズがたくさん載った本に、おもしろいストーリーがついているようなものなので、サクッとクイズが解きたい方にも、本作はおススメです。謎のジャンルとしては、算数の問題にひっかけクイズを掛け合わせたもの、まさしく数的、パズルに、こちらの常識や知識を問うてくるものなどなど。(大人も苦戦すること間違いなし。)
Point2 奇妙な?キャラクター造形
レイトン教授シリーズのキャラクター造形は、いい意味で日本ぽくないです。なんだか海外の絵本みたいな、キャラクター造形をしています。まんまるなおじさん、三角鼻に丸眼鏡の青年、バービー人形みたいな婦人などなど。色彩も、やや暗めな色合いが採用されていて、謎めいた世界観の住人たちに馴染んでいます。
Point3 大きな謎につながる不思議な”舞台”
本作たちは、基本的に箱庭型の世界の中で、情報を収集しながら大きな謎を解き明かしていくことになります。その舞台となるのは、謎が隠されたひとつの町となります。(作品によっては、いくつかの町を行き来することになります。)三作品どれもが、”舞台”そのものである町に謎が仕込まれており、探索中の何気ない描写や会話に、伏線があったりとミステリー好きも楽しめるでしょう。
Point4 ボイスや映像が誘う没入感。
本作品たちは、誰が言ったか「プレイする映画」とも言われています。作中の随所でアニメーションが挿入され、重要な会話シーンでもボイスが入っていたりと、作品世界に没入しやすく作られています。また、『悪魔の箱』、『最後の時間旅行』では、エンドロールで主題歌も流れます。ゲームをクリアした際には、一本映画を見終えたような満足感が得られます。
Point5 ”愛”がこめられたストーリー
本シリーズの魅力を語るうえで、欠かせないのがストーリーでしょう。ポイント3や4の要素はこのストーリーを盛り上げるためにあるといっても過言ではありません。壮大な謎に隠された真実に正直、プレイするたびに演出も相まって涙が出ました。
三作品それぞれの推しPOINT
今回、初期三部作を紹介してますが、『レイトン教授』シリーズは2024年現在、後期三部作と合わせて6作品出ています。(派生作品は、もっとあります。)個人的には、初期三部作がひとつの物語としても、高いナゾのクオリティ、雰囲気も統一感があるので、一押しです!
1.『レイトン教授と不思議な町』
シリーズの原点であり、ここからすべては始まりました。本作品の推しポイントは、ナゾの歯ごたえと、個人的には、本作が最も強く描かれている要素である奇妙な雰囲気です。本作は、後の作品よりも「ナゾ」が歯ごたえがあるように感じます。確率の計算や英語、語彙などやや大人向けなナゾがある傾向にあります。もちろん閃きが必要なナゾも多いですし、少し苦労しますが子供でもクリアはできます。またもう一つの要素、この作品全体になんとなく感じられる、暗くて奇妙な感じもお気に入りです。これ以降の作品は、明るさが増されているように感じます。
2.『レイトン教授と悪魔の箱』
シリーズ二作目の本作の推しポイントは、パワーアップした映画的要素と心に染みるストーリーでしょうか。本作では、更にムービーシーンが追加されていますし、エンディングの主題歌が流れる時の感動も、ジーンと来ます。ストーリーの面は、かなりネタバレを含むので、詳細は省きますが、徐々に明らかになっていく真相と、散りばめられた伏線、そして最後にどんでん返しが待っており、悲しいけれど、暖かな気持ちになりました。
3.『レイトン教授と最後の時間旅行』
初期三部作の最終作、ストーリー面においては、いちばんの傑作。推しポイントも、もちろんストーリーです。今作では、レイトン教授の過去が深堀され、前作からの伏線も回収しつつ、大きな謎が解明されていきます。まさしく集大成といえるような、展開が待ち受けるでしょう。謎が明らかになるカタルシスと同時に明らかになるどんでん返しや悲しい真実などの、ミステリーの醍醐味があじわえます。
ここまで、『レイトン教授』初期三部作を通した魅力と、それぞれの推しポイントをなるべくネタバレに配慮しつつ、語ってきました。ここまで書いてきてまだまだ魅力が書ききれてないので、またそれぞれの作品単体の掘り下げ記事を書こうと思いました( ´∀` )
この三作は、DSで当時発売されましたが、今ではスマホでもリマスター版が出ているため、今プレイするならそっちがいいと思います。ここまで読んでくださってありがとうございました。また、別の記事でお会いしましょう。
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