【アーカイブ】2020年度 三陸水産キャリアカレッジ 実施概要
○事業概要
「三陸水産キャリアカレッジ」は、水産業界に携わる若手社員を対象に行った合同研修。若手社員が働くことを通して、「自分の理想の姿、ありたい未来」を考え、 その実現のために何をしていくべきか、上長や経営者と相談をしながら、キャリア計画(キャリア航海図)をつくります。また、研修を通じて会社の枠を超えた同世代の仲間づくりの機会とすることも狙いです。尚、新型コロナウイルスの感染拡大の状況も踏まえ、プログラムは全てオンラインでの実施となりました。
*参加者に対して提示した研修の狙い
参加者としては、宮城県から4社6名(塩伽、石巻、気仙沼)、岩手県から2社2名(大船渡、洋野町)、青森県から1社1名(八戸)、計7社9名が参加しての実施となりました。
○実施内容
▼DAY1 「キャリア航海図作成①自分を知る」
全体の概要や目的の説明を行い、参加者のマインドセットを行いました。
また、自分自身の生き方や価値観を振り返り、他の参加者とそれを比べ、自分のことを知っていくことを目的とし、グループで互いにインタビューを行い、人生グラフを作成しました。
*DAY1研修スライド抜粋
▼DAY2 「キャリア航海図作成②未来を描く」
自分の人生プランを組む中で、やりたいことや目指したい未来を考えました。達成に向けて2021年の目標をたてルーブリックを作成しました。
*DAY2スライド抜粋
▼DAY3 「自社へ自分の未来を相談する」
自社の経営者や上司に、自分の未来について相談。
(地域コーディネーターである事務局も入り3者面談形式にて実施しました。)
*DAY3(各社で実施)の様子
▼DAY4 「キャリア航海出港式」
自分自身で考え作成した「キャリア航海図」を、他の参加者達や自社及び他社の経営者に向けて発表や宣言をしました。
*DAY4の様子
*参加者がDAY4で行った発表(プレゼンテーション)タイトル一覧
○参加者の事後アンケート
研修全体の満足度が10点満点中8.9点と高評価で、自由記述欄には、
「自分のプラスになる部分、意識を変える部分が多くあった。」
「社長に自分の気持ちを素直に話すことができた。皆んなモチベーションが高く自分のモチベーションの見直しが出来た。」
「リモートの研修で、直線会った事はない方々でも、お互いの考え方がわかった気がして良かった。」 と回答がありました。
また、『自身がどう変化や成長をしたと思うか』という問いに対しては、
「あたらめて将来について考えることが出来たし、どうなりたいか確認できた。」
「よくある研修では【仕事の話!】というのがほとんどでしたが、今回はプライベートも合わせての人生軸だったりと良い意味でプライベートと仕事を同時に考えれるようになりました。」
「目の前の事でいっぱいでしたが、少し視野が広がって未来のことも考えれるようになりました。」 といった回答がありました。
▼三陸水産イノベーションプロジェクトHPはこちら
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