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プロスピ2015/2023振り返り③ー内野

今年は大きな動きがあった内野手編。


2023井口ロッテ・内野手シーズンデータ

川崎 宗則(31)
74試合 .265(268-71) 1本 13点 18盗塁 .289/.351/.640(ロッテ時代)
7月8日に中日ドラゴンズへトレードされた。
中村 奨吾(31)
142試合 .285(554-158) 20本 65点 7盗 .315/.468/.783
草野 孝典(32)
127試合 .269(450-121) 19本 64点 1盗 .293/.453/.746
島井 秀浩(27)
95試合 .272(173-47) 3本 16点 7盗 .277/.410/.687
竹下 純三(21)
98試合.261(330-86)31本70点0盗.302/.591/.893
丸山 和史(23)
81試合 .212(179-38) 2本 8点 18盗 .221/.324/.545
今宮 健太(32)
53試合 .220(100-22) 0本 12点 1盗 .220/.320/.540
北條 史也(29)
22試合 .220(50-11) 1本 4点 0盗 .250/.320/.570
田中 広輔(34)
21試合 .283(53-15) 0本 1点 0盗 .333/.340/.673
今江 敏晃(40)
13試合 .176(17-3) 0本 2点 0盗 .176/.235/.411
白川 浩也(22)
12試合 .324(34-11) 0本 5点 3盗 .324/.412/.736
高木 貴幸(27)
37試合.349(83-29)2本12点0盗.353.530.883
河野 剛裕(22)
5試合 .214(14-3) 1本 3点 0盗 .214/.429/.643
鎌田 智規(25)
6試合 .000(11-0) 0本 0点 0盗 .000/.000/.000
静四郎(26)
3試合 .400(10-4) 0本 0点 0盗 .400/.500/.900
★一軍出場無し★
田原 龍平(29)、巽 博翔(19)

内野レギュラー事情

一塁手

123試合とレギュラー起用された草野。

一塁手転向以降、GGは3年連続で獲得

二塁打26本、連続試合出塁14試合と今年も安定感を見せた一塁手。若い竹下が守備位置は被ってくるが、このパフォーマンスを続けられれば不動だろう。

得点圏でもシーズン通算.307とした

二塁手

二塁手として140試合に出場。プロスペクト達の高い壁であり続ける。

なぜかB9に選ばれない

併殺打17個はご愛嬌。二塁打41本、猛打賞14回、連続試合出塁21試合とシーズン通して打ち、84得点を記録。上位打線で起用される事が多く役割はきっちり果たした格好。

このくらいの不調は誰でも
こうもなるので。

セカンドのプロスペクトは数名おりその処遇を考えなければならないが、中村奨吾の攻守に渡る活躍はチームに欠かせない。

飛びすぎやろ

ちなみに、オールスターではセカンドで選出されるもベストナインを逃した今年、ベストナインに輝いたのは外崎だった。
116試合 .311(437-136)7本58点12盗 .813

三塁手

丸山、竹下、島井の三つ巴。田中広輔が外れるほど激化していたポジション争い。丸山と島井の争いに竹下が追い上げてきた格好。

23企図数で18成功。足でアピール

ゴールデンルーキーだったのも今は昔。レギュラー野手になるにはより高いレベルが求められる。

プロ初本塁打を記録し2本塁打、2三塁打

球界屈指の守備力をもって試合数を伸ばしつつある島井。

ショートに川崎がいた前半戦はサードでの出場が多かった。後半戦はショートでの出場が増える。

遊撃手

FAが今年でトレードもあるかと
中日ドラゴンズで今季を終えた。

中崎翔太のFA移籍に伴う人的補償で獲得。金銭補償に限るつもりだったが、リストを見て即決した。人的補償で移籍も43試合にショート起用。広い守備範囲と強肩は前任の川崎を遥かに凌ぐもので、チームを助けてくれた。

古巣との初対戦
帝国にもまれたクラッチの能力

次に14試合にショート起用された北條。

川崎宗則をトレードしたことで少し出場試合数を伸ばした。ただ22試合50打数くらいは微妙なラインとはなる。来期に試合数を伸ばせるかと言うと難しい。

対左打率.250としたので左右プラトン起用のうち。
守備での貢献も

併用の思考

左右の併用

わからん。
相手投手の左右によって起用を変えるのは定番であるが、今年に限っては傾向はなかったと言えそう。
チーム全体として左投手に弱いので、高木や北條の起用をもう少し増やすべきだったかもしれない。
左打者か右打者か、という点では竹下と今宮は右投手相手の方が、草野と丸山は左投手の方が数字としては高く出ているわけで、断定できる要素に乏しい。

常に高水準もレギュラーから外され(干され)ている。
対左も苦にしないのでそんな使い方をしたかったが、今年に関しては低調。
この年で覚醒しますか

TDLでトレード補強した2019年は移籍後に32試合に出場。打率.330、OPS.783としてチームに貢献。内野のバックアップから三遊間のレギュラーまで幅広く役回りをこなし、チームの必要戦力となっていたが、今期は一軍初出場が八月までずれ込み、結局日本シリーズまで完走したものの不完全燃焼。
今オフ、獲得したFA権の行使が注目されている。

若手の併用

左右とは違う併用は、期待を込めた若手の起用である。この際は条件による起用ではなくベンチの我慢によるものである。
今期内野で起用された若手はこちら。

竹下98、丸山81、白川12、鎌田6、河野5、静四郎3

数字は試合数

一軍を掴み切った竹下と、昨年からチャンスをもらっている丸山を除くと少し寂しい形。実際、試合数を伸ばした竹下も丸山もポジションはサードなので、無理やり開けたショートのポジションは若手では埋まらなかったことになる。

中日の優勝に貢献したしいいか。

このレベルの選手の穴は確かに埋まらないが、もう少し若手を中心に起用するべきだっただろう。
特に、白川と河野はトッププロスペクト。来期の課題となった。

竹下純三

98試合 .261(330-86) 31本 70点 0盗 .302/.591/.893・右.268左.248
46三振/20四球 二塁打16本 得点圏打率.278 46得点
連続打席無安打13打席・連続試合安打11試合

苦労した木製バットに順応
いきなりかます

5月21日、草野孝典の状態がなかなか上がらない中で、レギュラー陣の休養も兼ねて若手のコールアップ。フルタイムDHがいるチームでは休養となると外さざるを得ない。
そして竹下が結果を出した。

初戦でプロ初本塁打に続き二号まで。

草野も負けていないですね

プロ二年目は一軍に呼ばれることはなく、フォームをじっくりと作っていった。三年目も結果が出なければ二軍に戻される可能性もある中、緒戦で結果を出すとコンスタントに結果を出した。結果30発を超える本塁打を放つことが出来たが、不調期間でも外されない信頼と、出来るだけ不調期間を短く収めた事で、素晴らしいシーズンとなった。

凄い
守備面は頑張ってはいるもののまだまだ。

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