詰将棋10000問解いた後に81道場で300局弱指してみた結果
皆さんお待たせしました。
ここのところ、職業訓練の終盤の追い込みと資格試験の受験の勉強などで忙しく大分更新が開いてしまいました。
詰将棋10000問解いた後、どれくらいのレートになっていたか?の企画第1弾ですが、81道場の方は、タイトル画像ご覧の通り
現在レート 2004(4段)
最高レート 2115(5段)
対局数 295局(勝率約48%)という結果になりました。
どんな感じだったか?
レートとしては、大体2000以上をキープして2050~2100くらいにいることが多かったです。(ほぼほぼ4段という感じで、調子がいい時は5段という感じ)一度だけ、3段に落ちてしまったこともありました。
やってみた感想としましては、81道場は降段、昇段の大一番で一度の猶予が与えられるため調子の良し悪しによるレートの変動が24と比べて少なく、同じレート帯をうろうろする感じでした。
また、持ち時間がある程度取れるので、実力が出せず悔しい思いをするということもあまりありませんでした。
だから、大体このくらいが現在の自分の実力と考えていいかと思います。
以前からの改善点と見えた課題
これまでの自分と比べ成長したと感じた部分は2点あります。
一つは、以前と比べて格上に対する苦手意識が大分なくなったことです。
よほどの格上でない限りは、普通に互角に戦えるようになりました。
段位で言えば5~6段相手ならとりあえずは勝負形になる感じですね。
しかし、半面7段以上の相手はやはり実力の差を感じました。多分この辺が自分の壁なのだろうと思います。このまま今の状態で対局数を増やしていっても7段以上は上がるのが難しそうです。また、終盤なり、定跡なりを強化して臨まないと7段2300点の壁は破れないと思いました。
改善した2つ目は、角交換振り飛車を相手にするのが苦ではなくなったことです。私は、居飛車党で以前は角交換振り飛車を相手にするのが苦手で、そのため敢えて角道を開けずに引き角にすることが多くありました。
しかし、対角交換振り飛車対策として地下鉄飛車の定跡を勉強して採用することで苦手意識が大分なくなりました。これが、全体的に安定して勝ち星を挙げることができた大きな要因の一つだと思っています。
だから、いまいち実力が伸びないと悩んでいる方は、面倒でも相手にやられて嫌な戦法を徹底的に克服することが大事だと思います。
次に、新たに見つかった課題としましては、対振り飛車で相手が石田流にしてきた時の対応です。対振りや相居飛車の定跡は結構真面目にやったのですが、唯一対石田流だけ疎かになっていたので、その部分の勝率が悪かったのが、5段を安定してキープできなかった要因の一つだと思いました。
ですので、少し石田流対策を勉強してまた、次の24での実戦に臨みたいと思います。
最後に一言
将棋が強くなりたければ、詰将棋はたくさん解いた方が絶対いいです。
それは、今回1年間解き続けて、さらに実戦でその成果を試して分かりました。詰将棋をたくさんやることで、将棋の基礎力がついてきているので、中終盤で未知な局面になっても自信をもって指し手が選べるようになるんですね。
何か特定の能力が上がったというよりも、将棋の総合力が上がった感じがします。どっしりとした、強者の将棋が指せる、と言ったら少し大げさかもしれませんが、そういう高段者相手に読み負けない力が付きました。
また、更新を再開していきますので、読んでいただけたらと思います。