将棋AIのぴよ将棋と287手の激闘を演じた話1
またまた、久しぶりの投稿になります。
引っ越し前後の慌ただしさが大分軽減されましたので、また将棋の方をやっていきたいと思います。なんだかんだ詰将棋は毎日解いていますが、それ以外の勉強もこれから力を入れていきたいと思っています。
詰め将棋10000問達成はまだなのですが、ちょっとぴよ将棋で遊んでみましたので、今回はその結果をお知らせしたいと思います。1年弱ぶりの将棋の実戦です。
web版ぴよ将棋とアプリ版ぴよ将棋の違い
今回遊んだのは、web版の方です。理由は、単に通信料金の問題です。スマホはデータ使用量に応じて料金が上がっていくプランなので、月末になると調整しながら使っています。
それにしても、携帯の料金プランって複雑だし、使用状況や割引の条件なども個人によって千差万別なので、いいプランを探すのに骨が折れます。通信費は、オプション等込みで毎月10,000円~12,000円くらい払ってるので、もっとよいプランがあればな~と思っています。
話は逸れましたが、web版のぴよ将棋はレベルが最高で31までのようです。
その他は、アプリ版とほぼ変わらず遊べるようです。
今回はweb版で最高レベルのひよ蘭(4段相当)と対戦しました。設定はデフォルトのままで、人間側が先手、持ち時間は双方無制限という条件です。
待ったは一度も使用しておらず、真剣勝負です。
結果は?
まず1回目はさすがに1年近く実戦を指していなかったこと(言い訳)もあって負け、2回目は勝ち1勝1敗という結果でした。しかも、画像のように287手という壮絶な戦いでした。しかし、壮絶とはいっても水匠5で検討したところ形勢は終始優勢な中での戦いでしたが、即詰みを逃すなどしたため必要以上に手数が伸びたという状況です。投了図を見てもらえると分かりますが、結局1手違いまで追い込まれました。(ソフトの終盤力恐ろし・・。)
web版ぴよ将棋の棋力はどれくらい?
一般にぴよ将棋の棋力は、そのまま他のネット将棋の棋力とほぼ一緒というのが定説(特に段位が上がるほどその傾向がある)です。つまり、ウォーズの4段はぴよ将棋4段、24でも4段相当と言ったところが妥当な線だと思います。
しかし、web版の方が若干アプリ版より弱いのではないか?という情報も一部あったため、web版のぴよ将棋(以下ぴよw)がどれくらいの棋力なのか調べてみました。下図を見ると、ぴよwLv30までしか載っていませんが、ぴよwLv30で24のレート2088という事です。しかし、これは約2年前のデータなので、AIの進歩やパソコンのスペックなどでも若干差が出ることと思います。その辺を加味して、Lv30よりレベルが1つ高いLv31の現在の24レートは2150~2300位といったところでしょうか。
また、対局した感じだと、もう少し慎重に指せばLv31には勝ち越せそうという印象だったので、ネット将棋を封印して努力に励んだ成果はまずまず出ていると言ったところです。
おわりに
ネット将棋は、本当に詰将棋10000問達成後に解禁したいと思います。本格的に実戦を指し始めるのはそれからです。ただ、今回分かったことは、実戦を指さないと弱くなるという一般論はうそで、実戦を指さなくとも詰将棋、観戦、その他将棋と触れ合う時間をたくさん設けていればむしろインプットの蓄積により棋力は上がるということです。この一般論は恐らく、実戦を指さない=将棋そのものから遠ざかっているという文脈のもとで語られるため語弊が生じるのでしょう。実戦そのものを長い間指さなくても、ひたすら努力を続けていれば確実に棋力は上がります。これは自信を持って言えることです。
次回は、今回の対局の反省や対局してみての感想などをお話ししたいと思っています。