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おしゃべり沼から抜け出せない!
おしゃべり沼
今回わたくしが紹介する沼は、「おしゃべり沼」。
幼いころからおしゃべり、中学のころにはマシンガントークで名をあげ、高校は心機一転、寡黙?な文学少女をやらせてもらいました。
そして大学生になった今、おしゃべり大復活!!
今までよりおしゃべりに巻き込む人の輪がとーーっても広がっているのです!
しかしながら、わたくしにとって人生最大ともいえる問題、「吃音」はどうした?
私は連発・難発を併発している吃音ガール。理解を得られたり、得られなかったりしているのに、、おしゃべり?
そう、もう隠すことも自制することも、できる限りやめたのです!
ということで、話すことに不自由な私が、おしゃべり沼から抜け出せないばかりか、優雅に泳いでいられる理由をお話ししたいのです!
おしゃべり仲間たち
まずは、よく共に過ごしてくれる、
同じ学科の友達
彼らはとっても優しく、私が私であることを認めてくれる人たちなので、気兼ねなーくおしゃべりできる仲間です。だけれど、親しき中にも礼儀あり。これから3年間はお世話になるので、是非とも良好な関係を築いていきたいものです。未来の私たちの笑顔を守ろう!
ここからはどんどんいきます!
同学部他学科の友達
私たちはたまに授業で同じになるくらいしか会うことがなく、多くて週1話すくらいの関係でございます。それでも、同じ方向性の目標を持った仲間!課題で壁にぶつかっても、別の視点を持つ友人に相談してみたら、解決の糸口が見えることがあるのです!その節は本当にお世話になりました!私もお役に立てて嬉しい!
他学部の先輩
私はサークルにも所属していないため、そもそも関わる機会のない他学部の先輩。それでも他学部の講義や資格系の講義では、様々な先輩に巡り合うことができます。それに、1度だけ見学に行ったサークルの先輩が、一年弱経った今でも仲良くしてくださったりします。人に恵まれている、、!
知らない研究室の院生
本当にはじめましての状態で、気さくに話しかけてくれるのが彼らの生態。学部1年の私が驚くほどの、風格、醸し出される大人の余裕。海外の話、インターンの話、修論の話など、私がまだ知らない世界をばんばん教えてくれます。それなのに私の専門の話についても、興味深く、真剣に聞いてくれる。それらが、院生との初対面ドキドキトークをやめられない所以なのです。
外国出身の友達
彼らは自国の大学で学んだうえで、留学や、院進で日本にやってくることが多いです。日本に来てくれるのだから、言わずもがな親日な人が多く、日本の話でも盛り上がれる。そしてもちろん、その人の自国の話はとっても面白い。海を渡った彼らは、同い年でも断然私より経験が豊富!そして、基本は英語と日本語で話すことになるため、とってもよい練習になります。私の拙い英語を理解しようとしてくれてありがとう。次はみんなの母国語の挨拶を覚えていくから待ってて!
最後に、
家族。特に弟
両親と弟、特に弟は、幼いころから私のおしゃべり相手です。
かなしいかな、最近は少し反抗期な気もしますが、それでも優しい弟くんはよく向こうからも様々なおしゃべりをしています。末永くおしゃべり相手として、仲良くしていきましょうな。
おしゃべり沼と吃音
私は人と話すことがとっても大好きだけれど、冒頭で述べたように、吃音さんがいらっしゃるから、思うようにいかない。
難発が主だから、力んだり口内を噛んだりすることで、無理やり話すこともよくあった。でも、顔がゆがむからあんまり好きじゃない。
そこで最近思いついたのが
「国語辞典風おしゃべり」と「クイズ風おしゃべり」
私が苦手なのが固有名詞、つまり言い換えが利かないもの。
名前は? どこ出身? ご注文は何になさいますか? などなど。
名前はさすがに言うしかないが、出身地であれば、
墨田区です。→東京スカイツリーの近くです。
と国語辞典のように説明を増やすことで、話はじめの死因をTからSに変えることができるのです!
あとは、「どこだと思う?当ててみて!」とクイズ式にしてしまうのもありですよね。場合によっては可愛くていいのではないか!
先日は、バイト何してるの?と訊かれ、家庭教師と言いたかったものの、Kの発音ができず断念し、
「あのー、生徒さんのお家に伺って、お勉強とか、教えるあれですね。」
という言い回しになってしまい
「家庭教師か!最近単語出てこなさすぎ!」
と笑われました。
それで、それが、よいのです。
何にも言えない、ということの方が私にとっては悲しいし、多少話し方が変になっても、吃音のことを知らせていなくても、そのまま関わり続けてくれる人が、きっと私の友達にふさわしい!
前向きにおしゃべり沼で泳ぎ回るのが私なのです!
おしゃべり沼から抜け出せない
私はおしゃべりが大好き。
私と言葉を交わしてくれる皆々様が大好き。
あんまりにも調子が悪くて、「今日は自粛DAY」と思うこともあるけれど、変わらず仲良くし続けてくれてありがとう。
これからも私の好きを大切にするために、中学のころからの目標を今一度肝に銘じておこう。
「謙虚に、堂々と。軽快に、柔らかく。」