ギリシャ 中編・アテネ 2019 09 #5
NRT-HKG-DXB-ATH の長旅を経て、ギリシャ2日目。この日は、アテネ市内の遺跡巡りすることにした。アテネの遺跡は1日歩きで回れるくらいのちょうどいい範囲に収まっている。
移動の疲れもあり朝9時頃目覚める。電気ポットで水を沸かし、紅茶を一杯飲んで出発だ。メトロでモナスティラキまで行き、広場でジェラートをいただく。現金を引き出し、遺跡3か所の入場料がセットになったチケットを買った。
まずは、ハドリアヌスの図書館をさっと見てローマンアゴラへ。
いくつか残っている柱から古代ギリシャ当時のアゴラが想像してみる。いいや、分からない。これだけでは全く分からない。ただ、ここで政治や哲学を議論していたんだなーという感慨には浸れた。
次に、古代アゴラ。
古代アゴラは保存状態がよく、”遺跡”といった感じがした。ローマンアゴラよりも遥かに広い丘にあり、古代アゴラ博物館も年代ごとにまとめられていて非常に分かりやすかった。
そして、アテネの目玉、パルテノン神殿に行った。
とは言え、パルテノン神殿はギリシャの小高い丘の中でも一番高い位置にあるので、その道中の遺跡を見ていった。アクロポリスふもとからでもギリシャ市内が一望できた。ディオソーニュスの劇場やイロド・アティコス音楽堂(3枚目)。
そしてパルテノン神殿。長く工事中のようだが、柱やメトープの美しさは目を引いた。ほんの一部が残るペディメント(水平材と切妻屋根の間の部分)の精巧さも素晴らしかった。
丘の上をぐるっと回ったあとはジュースで喉を潤して、ハドリアヌスの凱旋門とゼウス神殿に向かった。
ゼウス神殿の広大な土地に比べるとハドリアヌスの凱旋門は小さすぎる気がするが、それだけゼウス神殿が大きいということだろうか。ゼウス神殿の柱の大部分は失われているため、パルテノンのような荘厳さは感じなかった。
予定した遺跡巡りを終え、時刻は午後4時。朝にモナスティラキ広場でジェラートを食べてから、何も食べていない!何か食べねば!と思い、近くのタベルナ(大衆食堂)に入った。若いアジア人1人の来店にホールスタッフは少し困惑していたが、何とか座らせてもらいギリシャ料理をいただいた。
2枚目の手前のムサカ(ナスの中にトマトやひき肉、たっぷりのチーズを入れたラザニアのようなギリシャ料理の定番メニューらしい)は一番美味しかった。他にもいろいろ食べたが、とにかく腹が空いていたので写真を取り忘れた(失念)。お会計は€27 + チップ。これでも抑えた方なんだけどな...と思いつつも、美味しかったから良し。シンタグマ広場からメトロに乗ってピレウスの宿へ帰る。明日は朝からサントリーニ!とテンションを上げて夜を過ごした。
ご覧いただきありがとうございました。
次回、サントリーニ島、ミコノス島に行きます!
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