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緊急ではないけど重要なことに意識して!

緊急ではないけど重要なこと:消防士が意識すべき「第二の優先事項」

↑の文章を見て知ってる!って思った消防士は自己啓発本を読んでる人かと思いますが、知らないという方は是非これを機に学んでみてください。
これは有名な自己啓発本「7つの習慣」に書かれているものを参考に消防に落とし込んでみました。
消防士は日々、多くの「緊急事態」に対応しています。火災や救助、災害現場では、すべてが「今すぐ解決しなければならない」と感じる場面ばかりです。しかし、その一方で、「緊急ではないが重要なこと」を見落とすことが多いのではないでしょうか?今回は、消防士がキャリアや日常生活の中で意識すべき「緊急ではないけど重要なこと」について考えてみます。

1. 健康管理

火災や災害現場での活動は、肉体的・精神的に非常に過酷です。健康でいることは、消防士としての能力を発揮するための基盤であり、これを軽視すると緊急事態に対応する力が低下します。
• 定期的な運動と休息のバランスを取る
• 健康診断を怠らない
• ストレスケア(趣味や家族との時間を大切にする)

これらは「緊急ではない」ため、日々の忙しさに埋もれがちですが、後々大きな影響を及ぼします。

2. スキルの向上

現場での経験はもちろん大切ですが、日々の業務に追われる中で自己研鑽が後回しになっている人も少なくありません。新しい技術や知識を学ぶことは、将来の大規模災害や予測不能な事態に備える重要な準備です。
• 新しい救助技術や装備のトレーニング
• 救急医療の知識向上
• 他の消防士との情報交換

これらのスキル向上の努力は、目の前の緊急事態には直結しないかもしれませんが、いざというときに役立つ「備え」になります。

3. コミュニティとの関係づくり

消防士の活動は、コミュニティとの信頼関係が重要です。災害が起きたとき、地域住民との円滑な連携が迅速な対応につながります。
• 地域の防災訓練への参加
• 住民とのコミュニケーションの機会を増やす
• 防火教育や安全講話の実施

日々の努力が目に見えにくい分野ですが、信頼関係を築くことは地域の安全を守るうえで欠かせません。

4. キャリアプランと自己成長

消防士は、退職後のキャリアや自分自身の成長について考える時間を取ることが難しい職業です。しかし、これも重要なテーマです。
• キャリアアップを意識した資格取得
• 引退後のライフプランを考える
• メンターや後輩の育成に関わる

消防士としての人生だけでなく、その先の人生も豊かにするための準備を、日々の生活の中に取り入れることが重要です。

緊急と重要のバランスを意識する

「緊急ではないが重要なこと」は、日常の忙しさに流されて忘れがちです。しかし、それらを意識して日々の生活に取り入れることで、消防士としての能力だけでなく、個人としての成長や健康、地域社会との信頼関係も大きく向上します。現場で全力を尽くすために、見えない部分への投資を忘れずに行いましょう。

まとめ
消防士の仕事は、緊急事態に対応することが主な使命ですが、日々の生活の中で「緊急ではないが重要なこと」にも目を向けることが、長期的な成功と幸福に繋がります。まずは、小さな習慣づくりから始めてみませんか?

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