おもしろいとしい人vol.1
我が家には、おもしろくて
胸がきゅーーーっとなるくらい、
いとしい人がいる。
それは、夫である。
憎めないヤツの代名詞といえるような人で、
しょうがないなぁ、と思わせる天才だ。
たくさんあるエピソードを、少しずつ紹介していきたい。
今年の誕生日、私が前々から行きたいと言っていた焼き鳥屋さんを、夫が予約してくれた。
誕生日当日、ルンルン気分で行った先は、、
私が希望したところとは全く違う焼き鳥屋さんだった。
思わず、「え、ここ??」と言うと、
「え、ここじゃないの??」と夫の頭の上に、はてなマークが浮かんでいる。
私が連れて行ってもらうつもりでいたお店をマップで示すと、「え、こっちなの?」と慌てた様子でいる。
違うお店を予約しちゃったのかな...と思いつつ、私は、予約した日の記憶を思い起こす。
ここに行きたい!と今のようにマップを見せ、夫が自身の携帯で店を調べ、電話したはず。
お店を間違えようがないシチュエーションだ。
私はハッと思い立ち、夫に電話の履歴を確認するように促す。電話番号は、私の行きたかった焼き鳥屋さんのものだった。
つまり、
夫は自分の予約した店を忘れていたのである。
マップを見せられても、
あ!こっち予約したんだった!
と、ならない程に忘れていたのである。
え?そんなことある???
こんな驚いちゃうようなことを、たまにぶち込んでくる夫である。そんなことを忘れていて、社会人としてやっていけるのかと、疑問に思う人もいると思う。
かくいう私も、そのひとりである。
夫曰く、
やれているらしい。
夫の素晴らしいところは
・時間を必ず守る⏰
むしろ、せっかちなくらいだ。夫は、関西人はみなせっかちだと言うが、そんなことはないと思う。夫の家族にせっかちさんが多いので、その影響だろう。(私は、どちらかというと時間にルーズで、夫から厳しく指導を受けている。その甲斐あって、少しずつ時間管理ができるようになってきている、と思っている。)
・嘘をつかない
自分の悪かったところを素直に認めて謝ったり、出来ないこと、わからないことを、恥ずかしいと思わずに聞くことができる。(これは、本当に素晴らしいと思う。簡単だけど、なかなかできない。歳を重ねれば重ねるほど、難しくなる。ずっとこんな夫であってほしいと願っているし、私も見習っていきたい。)
この2点が、
夫が社会人としてやれている理由ではないかと思う。
私の誕生日も、夫の先導で予約時間よりかなり早くに家を出発していたため、私の行きたかった焼き鳥屋さんに、時間ちょうどに着くことができた。
夫のごめんね、の言葉に、
「お腹空かせるために、たくさん歩かせてくれたんやろ!」と笑いながら応え、美味しい焼き鳥をお腹いっぱいに食べた。
夫のおかげで、
記憶に残る、誕生日になった🎂
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