適応障害休職記録①(育休から復職~体調を崩す兆候)
前回の記事「自己紹介」では、たくさんの方に「スキ」をいただき、
ありがとうございました!とても励みになります。
ブログを書いたこともなく、noteも初めて書き始めたので、
拙い部分もあるかと思いますが、あたたかく見守っていただけると嬉しいです。
本記事では、私が育休から復職し、体調を崩す兆候が起こるまでの経験を書いていきます。
フルタイムで復職?時短で復職?
育休からの復職前、私の復職後の生活について夫と話し合いました。
私は「仕事も家庭もフルパワーで頑張りたい!」というタイプではなく、
「仕事はほどほどに、家庭第一で頑張ろう」というタイプかつ、
私も夫もフルタイムで仕事となると、子どもに目を向ける余裕がなくなってしまうことが怖い、できれば毎日の夕食は自炊したいので夕方の時間に余裕を持たせたい…などの理由から、
在宅勤務がメインながら、時短勤務で復職することにしました。
特に娘の離乳食は毎日レトルト、というのはなんとなく気が引けてしまい…夕方きちんと自炊できる時間を確保したいと思っていました。
育休復職に必須!保育園について
子どもの保育園が決まり、1か月の慣らし保育も無事完了し、
2023年9月に復職しました。
ちなみに、保育園には0歳8か月から入園しています。
※本当は1歳児クラスに4月から入れたかったのですが…。私の住んでいる地域は1歳児クラスの競争率が非常に激しく、兄弟のいる家庭(加点の大きな家庭)で枠がほとんど埋まってしまう状態でした。1歳での入園は難しいと判断し、0歳児クラスの空きがあるうちに入れてしまいました。
子どもを保育園に入れると、いわゆる「保育園の洗礼」が待っています。
それまで家の中でほぼ無菌状態で暮らしていた子どもが集団生活を送り始めると、とにかくいろんな菌・ウイルスをもらってきます。
ひどいときは毎週熱を出し、保育園を休んでいました…。
そして子どもの体調不良は高確率で親にも移ります。
復職したては、私も常になんらかの体調不良を抱えていました。(鼻づまり、なんとなく喉が痛い、少し咳が出る…)
少しだけ私の仕事のご紹介
自己紹介にも記載しておりますが、私はSIerに勤務しており、ITコンサルとして働いております。
お客様の課題や悩みをお伺いし、ITの力でどう解決していくか…を考えるような仕事をしています。
プロジェクト単位で仕事をしているので、短ければ1か月スパン、長ければ数年単位…で仕事が変わるイメージです。
復職時 周りに感謝ばかりの日々
復職の際は上司もかなり気遣ってくれ、気心が知れたメンバーと仕事ができるよう取り計らってくれました。
私が若い頃からお世話になっている先輩社員(子持ちの女性社員)のプロジェクトのサポート役をすることになり、時短で退勤できるよう業務量も気遣っていただきました。
また、子どもの急な発熱なども嫌な顔せず、「早くお迎え行ってあげて!」と言ってもらえるような環境でした。
復職したては残業もまったくせず、時短で決められた時間に退勤でき、
仕事と育児の両立がきちんとできている感覚でした。
本当に周りの方々に感謝が止まらない日々でした…。
感謝どころではない…時短で働けない生活へ
復職から2か月。
プロジェクトの仕事以外にも、提案活動や社内の教育活動にも駆り出されるようになり、業務量が増え始めました。
また、それまで参画していたプロジェクトが終了することになりました。
ちょうど新規プロジェクトが2つ立ち上がることとなり、それらに掛け持ちで参画することに。
掛け持ちとはいえ、片方は別組織のサポート役のような立場だったので、なんとかなるかな…と思っていました。
このサポート役で参画したプロジェクトが原因で体調を崩すことになります。
とにかくプロジェクトの品質が悪く、お客様からクレームをたくさんいただくような状況に。
お客様が激怒し、リモート会議で怒鳴られるようなこともありました。
当然こんな状況では「サポート役」と一線置いた形ではいられず、最前線で火消しをする日々が続きました。
8:30頃から自宅で仕事を開始(会社への出社時は7:30の保育園開園と同時に娘を預けて通勤)
在宅・出社どちらでも17:00頃に子どもを保育園に迎えに行くため一度退勤。
子どもを寝かしつけた20:00頃からまた仕事を再開し、
早ければ22:00、ひどいときは日付が変わる直前まで仕事…といった生活をしていました。
まったく時短勤務ではありません。
仕事と育児の時間を合わせると、過労死レベルの働き方だったと思います。
おまけに、1歳になるくらいの娘は、夜泣きをすることもあり、
疲労蓄積かつなんらかの体調不良を抱えた身体で夜中の寝かしつけもしていました。
こんな生活をおくっていたので、恐らく正常な思考もできておらず、
「今まで産休・育休で穴を開けてしまった分、これ以上迷惑をかけられない…」といった謎の貢献意欲が働いており、
「とにかく自分が頑張らなければ!」と思ってしまっていました。
今思えば、時短勤務で給料も下げられているのにここまでする必要はないし、上司には「もう辞めます」くらい直接的な言葉でアラートをあげるべきだったのかな(度々相談はしていましたが…)といろいろ反省しています。
体調を崩す兆候
復職3か月目の2023年11月下旬。
朝起きても食欲がなく水分しかとらない、
昼食もとれない、といった日が起こるようになり、
ある日子どもを迎えに行こうとしたらリビングのテーブルに突っ伏して動けなくなりました(その日は夫が在宅勤務だったので、急遽代わりに迎えに行ってもらいました)
夫が私のことを心配し、真剣に話をしてくれると自然に涙が出てくるようになりました。
夫は私の会社に激怒しており、会社に電話してやる、労基に駆け込んでやる、と言ってくれていました(自分でなんとか解決するから、ちょっと待ってて…とお願いしていました)
本記事の総括(一部私の反省)
育休からの復職に先立ち、復職後どんな生活をしたいのかイメージし、そのイメージを叶える勤務スタイルを選択することをおすすめします。
保育園入れたての子どもは必ず体調を崩します。そしてその菌・ウイルスは高確率で親に移ります。先輩ママの友人は、復職して半年はまともに働けないよう覚悟したほうが良いと言っていました。
時短勤務や子どもの体調不良などによる急な早退・欠勤は周りの仕事仲間のサポートなしには実現できません。周りに支えられていると思ったときには惜しみなく感謝すべきだと思いました。
時短勤務のはずなのに全然時短で退勤させてもらえないなど、明らかにおかしい状況に耐える必要はありません。上司(上司がストレス源なら人事などの相談窓口でしょうか)に相談するなどし、早急に環境を改善することが大切だと思います。
私の場合、食欲不振、動けない、突然涙が出る…といった症状は適応障害の兆候でした。もし同じような症状が出ている方は、ご自身の環境や生活スタイルを見直すことをおすすめします。
次回の記事では、本格的に体調が崩れ、適応障害と診断されたときの様子などを書いていこうかと思っています。