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適応障害休職記録11(休職7週目 産業医面談など復職に向けていろいろ動く)

こんにちは、あんぱんママ◎です。
花粉がすごい季節になりましたね!
今年はなぜかくしゃみ鼻水にはあまり悩まされず、目がとてもかゆい!
年とともに症状も変わっていくのでしょうか(苦笑

前回は通勤訓練が始まった様子などを書いていきました。

今回は、主に上司との面談や産業医面談の様子を書いていこうと思います。


通勤訓練の状況

人事からは「中には通勤が難しく、途中で訓練をドロップアウトしてしまう人もいる」という話を聞いていました。
「会社」にトラウマがあるとつらいですよね…。
遅刻や突然の欠勤が多いと、復職不可と判定されて休職が延長されるようです。

私の場合、突然の体調不良やメンタルダウンが起こることもなく、通勤訓練は順調に進めています(当初は若干抵抗を感じましたが)
とはいえ知り合いに会うと気まずいので、コソコソと逃げるように図書館へ移動しています…。

毎日決められた時間に会社に行き、図書館で自習する生活。
この記事も、図書館から書いています。

いろいろな本(特に女性の働き方や、育児と仕事の両立に関する本)を読み、noteに読書日記を投稿したりしています。
復職に向け、情報のインプットとアウトプットの練習にもなっている気がします。

上司との面談

ある日人事から連絡があり、上司と面談するように、とのこと。
うちの会社の場合、異動には上司の合意が必要だそうです。
この合意がないと、人事としては異動調整ができないと言われました。

これは想定外でした…。

気まずい気持ちもありつつ、
お世話になった上司に何もなく勝手に異動、というのも申し訳ないな…と思い、面談することにしました。

面談は上司、人事、私の3者で行われました。
私からは、以下のようなことを伝えました。

  • 病院から復職許可は出ているが、休職前と同じ働き方は避けることが条件になっている。できれば異動するなど、環境を調整するよう指導された。

  • 私としても、復職後また休職するようなことは避けたい。申し訳ない気持ちはあるが、異動したほうがお互いのためになると思っている。

かかりつけの心療内科の先生からは
会社との交渉の際は「主治医からの指示」だということを強調してください」とアドバイスをもらっていたので、そのように伝えることを意識しました。

上司からは引き止めなどもなく、異動を合意してもらえました。
これで異動調整をかけてもらえることになり、少しほっとしました。

面談後、上司と少し雑談したのですが、
私の休職が始まってからの約1ヶ月半で、1人退職、1人休職者が出たということでした。
上司含め他のメンバーにしわ寄せがいっていることが容易に想像でき、
ドミノ倒しのようにメンタルダウン者が出ないか心配になりました。
(とはいえ、ここでまた中途半端な優しさ?を出して、元部署に戻ろうとは絶対に思いません)

復職前 産業医面談

復職には産業医の合意が必要ということで、産業医面談がセットされました。
面談で聞かれたことは主に以下4点でした。

  1. 体調面(休職中~現在の様子)

  2. なぜ休職に至ったと思うか

  3. 復職後の再発防止策

  4. 会社に伝えてほしいこと/絶対伝えないでほしいこと

それぞれ、具体的な内容を書いておきます。

①体調面について
現在の回復具合や通勤訓練への取組み状況から、復職できる状態かを判断されます。
服薬や通院状況も聞かれました。
「治療中」の場合、就業上の制限がかけられるそうです(業務量や残業の制限だと思います)

私の場合は服薬もせず、通院も終わっているので「治療終了」だが、育児との両立のため、時短で勤務できる業務に従事したいと伝えました。
(先生からは、治療終わってても「治療中」で意見書書けるよ?と言われましたが、「治療中社員」を異動先が受け入れてくれない可能性もあるな…と思い「治療終了」でお願いしました)

②なぜ休職に至ったと思うか
自己分析・振り返りができているかの確認でした。
休職前に面談した方とは違う先生だったため、休職に至った経緯(時短勤務だけど全然時短じゃない、子どもが寝た後に家で深夜まで仕事する生活など)をお伝えしたところ、かなり驚かれました。

③復職後の再発防止策
再発をどう防ぐかきちんと考えているか確認されました。
私の場合、まずは異動。
顧客の矢面に立ってサービスを提供する仕事は、育児との両立が無理だと判断し、エンジニアのサポートをするような部署へ異動を希望していると伝えました。
あとは、常に6~8割くらいのがんばりで仕事をするよう意識する。
出産前と同じ感覚で育休から復帰してしまったが、以前と同じ働き方は無理だということが今回わかった。
自分のキャパの8割を超える仕事は断る努力をすると伝えました。
(この「断る」が難しいんですよね!「断ること」についての本も読んでみようと思います)

④会社に伝えてほしいこと/絶対伝えないでほしいこと
「時短勤務者が夜に仕事したり、深夜残業していても、人事からはフォローや状況確認などのアプローチが何もないことに驚いた」ということを伝えてほしいとお願いしました。

時短なのに深夜働いていたのは、私だけではありませんでした。
休職前、同期のママ社員とチャットした際に、私と同じ状況だと言っていました。
恐らく多くの時短ママが涙を呑みながら、下げられた給料で搾取されているので、会社に伝えてほしいとお願いしました。

ここまでの話をして、とても印象的な質問をされました。

それは
「会社のことを信頼できますか?」というもの。

産業医の先生には守秘義務があり、会社に伝えたくないことは伝えないので、本音で話してもらって構わないということでした。

「100%信頼はできない。
正直、この会社や仕事が好きだから復職するのではなく、
時短や有休といった「制度」が大きなメリットに感じている」と
本音をお伝えしました。

以前の記事にも書きましたが、子どもを抱えながらの転職の難しさ、
正社員かつ時短勤務の求人があまりないこと、
試用期間中は有休が使えない……という制度面の理由で転職をやめました。

決してポジティブな理由の復職ではないが、異動により、育児と両立できる可能性もあると思うと伝えました。

今回の面談を踏まえ、産業医の先生からは
「復職OK、ただし環境調整が必要」といった内容で意見書が出されるようです。

本記事の総括

  • 通勤訓練は健康な状態で継続して行えるかを判定されます。体調が崩れるなど、継続が難しい場合は休職期間が延長されると思います。

  • 産業医面談は、復職可否の判定として、現在の健康状態や治療状況に加え、自己の振り返りや再発防止策も聞かれました。この辺りのことはすぐ答えられるようにしておいたほうがいいと思います。

  • 私の場合、産業医面談では、会社に伝えてほしいこと/絶対に伝えないでほしいことも聞いてもらうことができました。この機会を利用して、直接には言いづらいことを先生に伝えるのもいいかもしれません。

次回は休職8週目の様子、異動先の方との面談などを書いていこうと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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