2022年、新年のご挨拶と抱負
新年あけましておめでとうございます。
早速ですが、今年の抱負は!
(毎年恒例で初ミーティングではスタッフ全員、抱負を語り合い笑いが飛び交います)
僕の抱負は月並みですが、もっともっと強いチームを作る!です。
それについて僕の考えと取り組みを綴らさせていただきます。
(絶対にやり遂げたいので)
まず、どんどんデジタル化が進みその産業に人が偏るこの時代、これからの飲食店の在り方に不安を感じています。
一部の予約が取れない人気店を除き、大抵は人手不足に悩み集客と利益に悩んでいます。
人手を増やすのがとても難しくなっているということです。
そして情報社会が確立され、物を知れたように感じられるが実は物事が薄くなってしまっている時代です。
そんな時代だからこそ強いチームを作り、地球と人から生まれる食材の豊かさと食事をする豊かさを感じられるレストラン文化を形にし続けることが重要だと考えています。
飲食店の人手不足の解消の道は、利益を高め、働くことへの価値を高めることに他ありません。
お客様方に応援していただく他ありませんが、まず形にしないと伝えられません。
人手が必要です。
人が作り上げる物への価値を高められるのがレストランの料理とサービスです。
当社は今年もその物作りの価値を上げることを重視し、働き方も更に改善していきます。
これまでも昨年初頭より継続できている週休二日制など、働き方の改善に取り組んできましたが
今年は更に必要なことを真剣に考え実行していくつもりです。
当社は下記のことにチャレンジします。
① レストランのコース料金の値上げ。
② 連休を活かし、各生産者を回る勉強会を増やす。
③ 労働時間の短縮。
④ スタッフの増員と育成。
⑤ 「食」に関わる事業展開
⑥ ①〜⑤が継続できる仕組み作り。
①については、細部にわたりクオエリティのアップが課題です。後日内容をお知らせ致します。
⑤は④を成してからです。
⑥は今からできる事もあるのでワクワクしています。
そんなこんなでスタッフ募集中です。
一緒に①から⑥を成し遂げてくれる人、大募集です!
いろんなアイデアが欲しいんです。
よろしくお願いします。
最後に、昨年一年で感じたこと、といいますか、感じさせられたことを。
それは「誇りを失ってはいけない」ということでした。
緊急事態宣言により営業の判断と決断に迫られた時も、お休み中のイベントをやる時も、初めてのことで上手くいかなかった時も、どう行動するかは自分の仕事に誇りを持って考えれば答えは出易い。そして困難や辛い時でも仕事に向かえるのは誇りがあったからです。
大したことをしているわけでもないのに大袈裟ですが、困難に立ち止まるのではなく、動くことで困難の道は明るい道に変わると信じさせてくれた一年でした。
そして仲間の存在もより大きく感じる一年でした。同年代の経営者だったり料理人たちとこの難局について語らえたことは財産となりました。そしていつもお店を動かしてくれるスタッフの力もより強く感じられました。
それもこれも苦境な時もいつもお客様に支えられ、応援をいただけたからこそです。いつも本当にありがとうございます。
誇りを持つことの大切さを感じられた昨年を大事にし、本年もがんばります。
長く成りましたが、今年も変わらぬご愛顧のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
皆様におかれましても良い一年でありますように。
令和4年小寒
フィオッキ
堀川亮