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本は見た目が9割 -『百年の孤独』はなぜ売れたのか -

本が他の品物──机やコップとちがうのは、たいていの場合、その中身が買いたかったら、その外観で我慢しなければならないということです。(中略)この本、どうしても読みたいのだけれど、装幀が気に入らないから買うのをやめる、ということはおそらくほとんどないのではないでしょうか。中身といっしょに、ほしくもない絵をいっしょに買わされてしまう。といったような本は、わたしはつくりたくありません。

栃折久美子『製本工房から』

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